女性の皆さまの中で、ブローのやり方に困っている人はいませんか?髪の毛に対するブローのやり方ひとつで、ウネりが酷く、くせ毛の髪質を、潤いのある髪に変化させてくれます。そこで、ブローのやり方と、コツや秘密アイテムをご紹介します。
髪の毛がウネる理由とは?
ウネる原因
髪の毛が、ウネって「くせ毛」のようになる人が多いです。ぼさっとした印象で、見た目も悪いのが特徴です。では、なぜ髪の毛がウネるのでしょうか? まず、人間の髪の毛を輪切りにして、断面図を観察してみます。直毛の髪の毛は、円形で毛穴の歪みはありません。
しかし、ウネる髪の毛は、毛穴のゆがみ楕円形の状態が見えてきます。実は、毛穴の歪みがあると、そこから生える毛がウネった状態で生えてくるので、ぼさっとした印象を与えるのです。また、ゆがみの度合いにより、ウネリの強弱は変わります。
髪の表面にも原因あり?
髪の表面にも、ウネる原因はあります。髪の表面には、キューティクル、コルテックス、メジュラの3つの層で成り立っています。その中でも、髪の外側のキューティクル部分が、何らの原因で刺激される事があります。
刺激されると、硬いたんぱく質が阻害され、髪の外側に流れ出てきます。本来であれば、半透明で艶のある物が重なり合い、キューティクルを保護しているのです。 髪の表面の構造が失われる原因は、いくつかありますが、第1は、髪同士の摩擦です。
次に、2番目の層のコルテックスから、水分が失われる事が原因です。コルテックスも、2種類の層で構成され、比率が50:50の層になっています。しかし、摩擦や他の因果関係により、層の比率が崩れると、髪の毛がウネり出し、くせ毛に見えてしまいます。
髪の毛の栄養不足
髪の毛の栄養不足が原因で、ウネることがあります。体内に必要最低限の栄養素が、行き届いていないと、末端部分となる髪や爪に影響が出ます。例えば、お年寄りの方々のように頭髪や爪の先が白くなり、栄養不足を表しています。
他にも、過剰なダイエットを行う人は、頭皮への栄養が不足し、血行不良になります。徐々に髪質が細くなり、リバウンドすると太くなる仕組みです。 つまり、毛穴の歪みと髪の毛の表面の原因、栄養状態を知り、正常に戻せば髪のウネりは無くなるでしょう。
髪の毛の表面を正常に戻すには?
髪の毛をケアする
髪の毛の表面を正常に戻すには、髪が乾いても、クセ毛が出ないように、頭皮と髪の毛をケアする事が大切です。例えば、髪が濡れている間に、キューティクルを壊さないように、乾かすことです。
ただし、優勢遺伝のくせ毛の人は、一般の人とは、ブローの仕方が違います。 親から子へ受け継がれるくせ毛は、80%以上をコルテックスが占めています。タンパク質と水分よりも、脂質やメラニンなどが多い状態です。
また、髪の中心のメデュラという部分が、刺激で空洞になりやすく、髪が白っぽく色あせて来ます。そのため、くせ毛用に適したブローをする必要があります。(こちらは、後ほど詳しくご紹介します。)
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水分を保護する
くせ毛の人は、髪の毛がパサつきやすく、一番層のキューティクルが傷付いています。これは、静電気や摩擦などでプラスイオンが発生するからです。プラス状態では、髪のツヤや、髪の毛の内部から水分が奪われていきます。
水分不足が進行すると、くせ毛もひどくなり、ケアしても、パサつきが無くなりません。そのため、マイナスイオンを発生するドライヤーでブローして、水分を保護する事が大切です。
また、アルカリ性のシャンプーやトリートメントを使用した場合も、髪の毛がパサつきます。頭皮の状態を弱アルカリ性に保ち、アルカリ成分を老廃物を外へ出しましょう。例えば、弱酸性のアミノ酸からできているヘアケア製品がおすすめです。
くせ毛を抑えるブローのやり方
ブローの仕方の注意点
髪の毛がウネり、くせ毛になる人は、濡れた状態の髪の毛をタオルドライしてから、ドライヤーをかけましょう。実は、ドライヤーの熱でも、刺激を受けやすく、マイナスイオンのドライヤーを掛けても、キューティクルやコルティックを破壊してしまいます。
そのため、濡れた髪の毛は、タオルドライで水気を吸い取りましょう。特に毛先部分は、タオルで挟むように抑えて下さい。決して、シャンプーのあとにトリートメントやリンスをしないまま、ブローをするのはNGです。
キューティクルとコルティック、メジュラ部分をしっかりと保護して、ウネる部分を補修するアイテムを取り入れて下さい。
くせ毛を治すブローのやり方
ブローの手順
①地肌に指を立たせて、ドライヤーを縦方向にあてて、地肌を乾かします。地肌と毛の中間が、触ったらほんのり乾くまで、ドライヤーを掛けます。この時は、スタイルを作らずに、乾かすだけです。
②毛の中間から毛先まで乾いたら、手ぐしで髪の流れを整えていきます。手とドライヤーを一緒に動かして、下方向に髪の毛を伸ばします。
③毛先がうねらないように、全体的に乾かしていきます。順番は、両サイド、後ろ面、前髪ですが、右上から左下、左上から右下のように分けて行って下さい。
④また、毛先に行くほど、ななめ45度にドライヤーと手をあてて下さい。8割乾いたら、冷風して、キューティクル保護を行いましょう。温風と冷風を交互に行うことで、キューティクルを壊さずに、ツヤ感を保ってくれます。
⑤最後にドライヤーを止めて、ブラシを使い、髪の毛を整えていきます。
おすすめドライヤー&洗い流さないトリートメント
第5位ルベルイオエッセンススリーク100ml
ルベルのイオエッセンスは、手触りだけでなく、浸透効果のある保湿オイルを配合しているので、くせ毛の人におすすめです。髪の毛の1層と二層に浸透していき、内側から均一に整えてくれます。
もし、くせ毛でひっかかる部分やうねりを、元の状態に戻すでしょう。ストレートヘアのような輝きを与え、リラックス効果を感じるローズ系の香りです。 ぜひ、ウネりが酷くくせ毛で悩んでいる人は、こちらのエッセンスもおすすめです。
第4位ルシードエルオイルトリートメント#ディープモイストヘアクリーム
ルシードエルのオイルトリートメントは、オルガンオイル配合で、軽やかで輝きのある髪に仕上げてくれます。輝きあふれる髪により、「魅せ美髪」とも言われています。
これは、オルガンオイル成分が、傷つけたキューティクルを保護して、パサつきを密着補修してくれるからです。くせ毛の人でも、毛先までつるんとまとまる髪になれます。さらに、 女性らしく華やかで品質感を感じるフローラル系の香りが特徴です。
もちろん、洗い流さないトリートメントなので、ドライヤーの熱を保護するヒートプロテクト処方も含まれています。
第3位TESCOMnaturamマイナスイオンヘアードライヤーホワイト
TESCOMのnaturam マイナスイオンヘアードライヤーは、マイナスイオン搭載しているので、くせ毛の人におすすめのドライヤーです。マイナスイオンが、髪の毛のプラスイオンを中和して、キューティクルの激しい痛みやはがれを抑えてくれます。
また、「DRY-COOL-OFF」の3段階の切り替えにより、髪をセットした後に冷風を当てるとセットが長持ちします。
第2位パナソニックヘアードライヤー(ルージュピンク)
パナソニックヘアードライヤーのナノケアは、ナノイーとダブルミネラルで、髪の毛同士の摩擦を無くし、紫外線に強い髪に変化させてくれます。また、セットノズルが本体色と同色となっているモデルなので、髪がまとまり、艶が出るのが特徴です。
遺伝的にくせ毛が強い人は、パナソニックヘアドライヤーのナノケアが最適だと思います。
第1位パナソニックヘアドライヤーイオニティ白EH-NE48-W
パナソニック ヘアドライヤー イオニティは、マイナスイオンに含まれる水分を温風の熱から守るドライヤーです。マイナスイオンを、髪全体に届けて、髪表面をコーティングしてくれるので、くせ毛の人におすすめだと思います。
髪の毛に触っても、サラサラでツヤツヤなまとめる髪になります。例えば、速乾ノズルで、縦型の強風と弱風で、ぬれた毛束をほぐしながら、乾かすのもおすすめです。乾きにくい長い髪や多い髪も、スピーディーに乾燥してくれます。
音も気になる程ではなく、普通のドライヤーよりも静かです。
髪の毛のデイリーケアにもコツがある?
ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを付けるのがコツ!
タオルドライをして水分を拭き取ってから、洗い流さないトリートメントを付ける事もおすすめです。洗い流さないトリートメントは、ドライヤーからの熱を守り、水分を逃さない役割があります。
例えば、こめかみやうなじなどは乾きにくい部分にも、役立ちます。もちろん、洗い流さないトリートメントを付けても、ドライヤーを行うときは、髪を引っ張らずに、髪の7から8割ほどを乾かすのが理想です。
毛先を抑えるように冷やすのがコツ!
ドライヤーをするときに、どうしても毛先に逆らって乾かす人が多いですが、くせ毛の人は、ブラシや手ぐしで下方向に伸ばして下さい。髪の毛を引っ張りすぎない程度のところで、温風を止め、毛先を冷やすのがポイントです。毛先を抑えるように、冷ますことで、写真のようにウネりが抑えられます。
髪に優しい洗い方をするのがコツ!
もし、どんなに髪を伸ばして、乾かしても跳ね返る場合は、シャンプーの仕方が間違っているかもしれません。丁寧に髪の毛をケアしていても、髪に優しい洗い方をしていなければ、無駄になります。そのため、次のように行って下さい。
シャンプー手順
1、シャンプー前に、手ぐしやブラシで軽く髪の毛をほぐす
2、シャンプーは、髪と地肌を清潔にするように意識し、耳の上、耳の後ろから襟足もしっかり洗う
3、髪を洗う時はしっかり泡立てるようにする
4、地肌は、指の腹で洗い、マッサージをするように指を動かす
5、地肌や髪の毛にシャンプーが残らないようすすぐ
6、とくに、耳の後ろ、襟足、耳の上、生え際に残りやすいので、念入りに
7、コンディショナーやトリートメントを適量手に取り、毛先から髪全体になじませる
8、シャワーで十分にすすぎ、水気をしっかりと絞る
9、洗い流さないトリートメントを付ける場合は、弱酸性のものがおすすめ!
POINT
簡単な小ワザ紹介!
シャンプー前に髪の毛をほぐすことによって、シャンプー中の髪へのダメージが軽減されます!