カップの大きさの基準はトップとアンダーの差です。Fカップは女性としては憧れる大きい胸のサイズです。ところが実際のカップと見た目の大きさの差に悩む女性が意外と多いようです。本当のカップ数より小さいバストに見られたら悲しいですよね。そこで、見た目とカップの大きさの差ができる原因、解決策をご紹介致します。
Fカップの胸のカップの大きさは?
バストFカップの大きさの基準はトップとアンダーの差が22.5cm
胸のカップの大きさは、トップとアンダーの差で決まります。意外とサイズをきちんと測ったことがない人は多いようです。サイズの測り方がとても大事になるので、正しい方法で測りましょう。
日本人の平均より大きいFカップ
日本人女性の平均バストサイズはB~Cです。Bのトップとアンダーの差は13cm、Cは15cmです。比較すると、Fカップは日本人女性平均サイズに比べて大分大きいことになります。また、Fカップの胸は約1.2キロの重さなので、結構な重さとなります。
大きさはFカップなのに小さい胸に見えてしまう原因7つ
原因①離れ乳
大きさはFカップなのに小さい胸に見えてしまう原因1つ目は、離れ乳であることです。離れ乳の場合、脂肪が脇の方に流れてしまう為、谷間もできにくく本当の大きさより小さいバストに見えてしまいます。離れ乳の主な原因は、肌のたるみ、サイズの合っていない下着を着けていることです。
原因②バストトップの位置が下
2つ目は、バストトップの位置が下がっていることです。胸が垂れているかの基準は、ブラを外した状態でバストトップ、乳頭が綺麗に三角形になるかどうかで分かります。バストの下垂は見た目の大きさに大きな影響を与えます。
トップの位置が下がっているとカップは大きいFカップでも胸の高さが出ず、ブラを取ると小さく見えてしまいます。更に小さく見えるだけでなく胸が垂れていることで老けた印象を与えてしまいます。
バスト下垂の原因は、バスト周辺の血流の滞り、クーパー靭帯が伸びていることが考えられます。クーパー靭帯はバストの重みを支えるとても大切な役割を果たして、激しい運動や加齢によって伸びてしまいます。
原因③デコルテにボリュームがない
3つ目はデコルテにボリュームがないことです。デコルテにボリュームがないとせっかく大きいFカップの胸も小さく見えてしまいます。デコルテが貧相だと、胸の開いたお洋服を着ると胸元が寂しく見えてしまいますよね。
デコルテの張りによって小さい胸が大きくも、大きい胸が小さくも見えたりします。デコルテが痩せている原因の一つは、リンパが滞っていてきちんと栄養がバストに行き渡っていないことです。リンパの流れは美乳にとってキーポイントになってきます。
原因④胸に張りがない
4つ目はバストに張りが足りないことです。バストのお肉が柔らかすぎるとたるんだ印象になり、ブラを取るとお肉が左右に流れ、実際はFカップと大きいサイズなのに見た目が小さく見えます。バストに張りがあると下着をとっても形やバストトップの位置も変わりません。
原因⑤猫背
5つ目は猫背で姿勢が悪いことです。バストの大きさ、形と姿勢はとても密接に関係しています。姿勢が悪い人は胸が小さい人が多い、といいます。猫背でいると胸の凝りが発生し、その結果血流が悪くなり、バスト下垂へと繋がります。
原因⑥お腹が出ている
6つ目はお腹が出ていることです。バスト、ウエスト、ヒップのバランスは見た目に大きな影響を与えます。Fカップのバストが実際より小さく見える原因の一つは、ウエストのたるみです。ウエストが締まっていないと、バストとの差がなくなり、見た目のバストが本当のカップ数より小さく見えます。
原因⑦アンダーサイズが小さい
7つ目はアンダーサイズが小さいことです。主に痩せ型でアンダーサイズが細すぎる人は、カップの容量も小さいので、実際のサイズよりも小さく見えてしまいます。
不思議な現象なのですが、アンダーが大きい人の方が胸が大きく見えます。それは、カップの容量に関係し、アンダーを一つ上げてカップを一つ下げてもカップの容量は同じなのです。
見た目の大きさもFカップになる方法
正しい下着のサイズの基準を知る!
綺麗なバストを保つ上で下着の選択はとても重要です。まず、正しいサイズのブラを着けていますか?ヨレヨレになったブラを着けていませんか?正しいサイズのブラを着けることで、胸のお肉が脇に流れること、胸の下垂を防ぐことができます。
Fカップサイズの基準はトップとアンダーの差が22.5cmであることです。下着店できちんとサイズを測ってもらいましょう。今まで着けていたブラとサイズが全然違った、実際より小さいサイズをつけていた、という話はよくあります。正しいサイズのブラを着けることは美乳には必須事項です。
ナイトブラを着けて見た目もFカップの胸に!
また、夜寝るときは楽だからノーブラ、という女性も良く聞きます。ブラを着けずに寝てしまうと、寝ている間に胸のお肉は日に日に脇と背中に流れてしまうという恐ろしいことになります。
普通のブラをして寝てしまうと、胸が圧迫され、リンパの流れも悪くなり育乳に必要な栄養素がきちんとバストまで届かなくなります。
大きいカップなのに小さい胸に見える方の為のリンパマッサージ
リンパ管が滞っていると、せっかく栄養がある食事をとってもバストまで行き届かず、バストの張りもなくなってきてしまいます。リンパマッサージをすることにより、デコルテをふっくらさせ、バスト全体の張りと大きさを取り戻し、見た目がFカップに見えない、という悩みの解決に繋がります。
ここで、リンパマッサージの中でもバストにとって効果的で簡単なマッサージを一つご紹介します。まず、手の平で耳の後ろから3秒かけて鎖骨まで流します。強さの基準は撫でる程度で大丈夫です。
その後、鎖骨の窪んでいる部分から鎖骨を沿って外側に3秒かけて流します。今度はその手を鎖骨下から脇の下に流していきます。これを左右5回づつ毎日行なってください。続けるうちにリンパの流れがよくなり、バスト全体に張りが出て、見た目の大きさも変わってきますよ。
POINT
オイル、クリームをつけましょう!
マッサージするときは、オイルやクリームなどで滑りを良くしてから行なってくださいね。何もつけないで行うと、摩擦を起こしお肌を傷つけてしまいます。
POINT
リンパマッサージの効果
リンパの流れがよくなると自律神経も整い、女性ホルモンの分泌も促されます。そっと撫でるだけのマッサージで効果があるのか、と疑ってしまうかもしれませんが、リンパの流れがよくなったことによってデコルテがふっくら綺麗になった、バストサイズが2カップアップした、という女性は沢山います。リンパマッサージは冷え性も改善し、美肌にもなるという良い事づくめです。但し、地道に毎日続けることが必要なので、見た目もFカップのふんわりした自分の胸を想像してコツコツと続けましょう。
ウエストを細くしてFカップの胸の大きさを強調
理想的なスタイルの基準は、バスト1に対して、ウエスト0.7、ヒップが1。ウエストがキュッと締まっていると、バストが強調されて綺麗な女性らしい体のラインとなります。しかしウエストとバストのサイズが変わらないと、メリハリがなくバストも小さく見えてしまいます。
キュッと締まったウエストを手に入れて、Fカップのバストを綺麗に見せましょう。そこで効果的なエクササイズがスクワット。真面目に毎日行なうと、ヒップ、ウエストに驚く程効果が見られます。メリハリのあるボディを手に入れて、見た目もFカップの大きさに近づきましょう。
POINT
スクワットの方法
両足を肩幅に開いて、手を頭の後ろで組みます。そのまま下にゆっくり膝を曲げます。その時、膝は足のつま先より前にでないように。ゆっくり行なうことがポイントです。これをまずは一日30回、出来れば一日数回づつでも増やしていってみましょう。
Fカップの大きさに見えない方の為の正しい食生活
最後に、美しいバストとは切っては切り離せない正しい食生活についてです。細くなるために、と無理なダイエットに励む女性も少なくないですが、無理なダイエットは美乳には大敵です。美乳には正しい食生活は欠かせません。
偏った食生活をしてしまうことで、バストに必要な栄養が届かず、ダイエットをすると胸だけ小さくなってしまう、なんてことになりかねません。基準はバランスの取れた食事です。中でも大切なのが良質なタンパク質の摂取です。
良質なタンパク質とは、鶏ささみ、豚ひれ肉、鮭、まぐろなどに多く含まれています。タンパク質はアミノ酸で構成されており、アミノ酸にはバストアップに有効な様々な成分が含まれています。良質なタンパク質を取ることで代謝アップにもつながり、結果痩せやすい体質への近道にもなります。