パワースポット①二王門(重要文化財):心身健康
まずは、仁和寺を訪れて最初にお目にかかる二王門です。左右にドドドンッとそびえ立っている金剛力士像が出迎えてくれます。そこをくぐると、「浄心の参道」が続きます。まずは、邪念を払って、ここで心身を清めましょう。
パワースポット②宸殿(登録有形文化財):道を開いて幸せ呼び込む
二王門をくぐるとすぐ左手に見える建物です。ここには宸殿(しんでん)、御殿、霊明殿があり、中は広く見ごたえがあります。この宸殿の中にある、「二王門」「勅使門」「皇族門」「中門」「薬医門」の五つの門すべてがちょうど見える場所がパワースポットと言われています。
そんな場所があるのかと、筆者は分からず何回も行ったり来たりしてしまい、結局宸殿にいらっしゃったお坊さんにお聞きして発見できました。わからない場合は、お坊さんや受付のスタッフの方々に尋ねると、親切に教えてくれます。
あなたは探し出せるか?恋愛運UPスポット
宸殿にはお庭があります。その庭にもパワースポットが存在します。それは、ハートを抱いたイルカの岩です。筆者は見つけ出せませんでしたので、実際の写真は撮れませんでした。どこにあるか、探してみてください!
パワースポット③霊明殿(登録有形文化財):大きな願いが叶う
二王門をくぐった左手に見える建物の中を歩いていき、御殿を過ぎ、宸殿を通り過ぎて、一番奥にあるのが、霊明殿です。ここにいらっしゃる薬師如来様は、仏像の中では「日本一小さな国宝」とのこと。
パワースポット④金堂(国宝):元気で長生き
宝探し的なスポットです。この金堂はなんと国宝。京都御所の紫宸殿(御所で最も格式の高い建物)を移築したものだそうです。屋根には、「3000年に一度浮かんでくる亀を5回も見た」という仙人像がいるとのことです。筆者は結局どこにあるのか見つけることができませんでしたが、ぜひ探し出してみてください。長寿繁栄のお守りになるでしょう。
パワースポット⑤水掛不動尊:一つの願いが叶う
少し体験型のスポットです。御影堂の右にひっそりとあるのが、この水掛不動尊です。ただ、ぱっと見たところ、どこにも不動明王は見当たりません。後ろまでぐるっと回ると、ようやくお目にかかることができます。
不動明王に、下に溜まっている湧き水をすくって掛けて、心から願えば、あなたの願いを一つだけ叶えてくれるでしょう。ちなみにこの一願成就の不動明王の台座の岩は、菅原道真が宇多法皇を待っていた菅公腰掛岩だそうです。
パワースポット⑥御影堂(重要文化財):金運UP
宝探し的なスポット第2弾です。ここのお堂の半蔀(はじとみ:上半分を外側へ吊り上げ、下半分をはめ込んだ格子を取りつけた戸)には金色のセミの飾りがあります。夏によく鳴く、あのセミです。セミは再生・復活のシンボルと言われております。
「半蔀」自体をご存じない方もいるでしょう。調べて、探して、ようやく発見した時はけっこう嬉しいものです。勝負運、金運アップのご利益ありの御影堂で、ぜひ黄金色に輝くセミを見つけてください。
パワースポット⑦九所明神(重要文化財):全ての願いが叶う
仁和寺の鬼門の守りとして置かれた明神様です。八幡明神、加茂下上(下鴨神社・上賀茂神社)、日吉(日吉大社西本宮)、小日吉大明神(日吉大社東本宮)、牛頭天王(八坂神社)、稲荷大神(伏見稲荷大社)、松尾大明神(松尾大社)、平野大明神(平野神社)、木嶋坐天照御魂神社(木野嶋天神)の9社の神様を仁和寺の鎮守神として祀っています。
【9つの神社とご利益】
・八幡明神(石清水八幡宮)
厄除け、心願成就、学業成就
・加茂下上(下鴨神社・上賀茂神社)
厄除け、方除け、導きの神、学業成就、縁結び、子育て
・日吉大明神(日吉大社西本宮)
商売繁盛、縁結び、病気平癒、五穀豊穣
・小日吉大明神(日吉大社東本宮)
厄除け、方除け
・牛頭天王(八坂神社)
厄除け、病気平癒
・稲荷大明神(伏見稲荷大社)
商売繁盛、五穀豊穣の神様
・松尾大明神(松尾大社)
酒業繁栄
・平野大明神(平野神社)
出世開運、安産祈願、病気平癒、厄除
・木嶋坐天照御魂神社(木野嶋天神)
学問の神、祓いの神
このように一堂に9社の神様が集結してるというのは、なんだかすごいですね。沢山のご利益があるので、これならどんな願いも叶えてもらえそうです。ただ神社の周りは囲われているので、直接お参りすることは難しいため、遠目に願いましょう。
パワースポット以外のおすすめ
五重塔(重要文化財)
パワースポットではないのですが、境内にある五重塔も見ものです。歴史を感じる厳かな雰囲気があります。とくに桜の時期は、桜と五重塔のコラボレーションが素晴らしい景観です。
宿坊
仁和寺では宿坊体験ができます。お寺に泊まった方限定で、お坊さん達の早朝に行われる「朝のお勤め」を見学することが可能です。
また宿泊すれば、仁和寺の開門が9時ですので、一般客がまだいない静かな仁和寺の境内を散策することもできます。歴史感じるパワースポットの仁和寺で、清らかな朝の時間を過ごすのも良いですね。
仁和寺の宿坊については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
最後に
見どころのボリュームあふれる仁和寺。個人的なおすすめは仁和寺に宿泊し、翌日の早朝と午前中に境内を散策することです。開門してすぐは一般客は少ないですし、早朝の朝のお勤めの雰囲気は素敵です。京都に行かれる際には、仁和寺へ!
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