自分軸は既にあなたが持っているものであり、少し視点を変えるだけで簡単に見つけられます。周囲から何かを得たり用意したりしなくても手軽に視野が広がる方法です。今回は、自分軸の意味や持っている女性の特徴、自分の内面にある軸の見つけ方をご紹介。

自分軸を見つける方法をご紹介!

仕事やプライベートを全力で頑張っているのに「つい周囲に流されてしまい、自分がしたいようにできない」と悩んでしまうことはありませんか。

そんな女性は、「自分軸」というものを意識してみることがおすすめです。実は、「自分軸」は既にあなたが持っているものであり、少し視点を変えるだけで簡単に見つけられます。

また、周囲から何かを得たり用意したりしなくても手軽に視野が広がる方法です。今回は、そんな「自分軸」の意味や持っている女性の特徴、自分の内面にある「軸」の見つけ方をご紹介します。

自分軸の意味とは

他人と比べない「自分軸」の見つけ方とは?後悔しないで私らしい人生を送るヒント
(画像=pixabay.com、『Folk』より引用)

自分軸を簡単に定義すると、「自分の考え方に自信を持ちそれを基準にして行動すること」です。

この方法をうまく使うことで自分が本当にしたい仕事・人生を選ぶことができ、個性を生かしイキイキと活躍する女性になれます。

自分軸の大きなメリットとしては特別な道具や講座も不要で、また決まった機会などに左右されず、思い立ったらすぐに取り入れられることです。

そんな自分軸のより具体的な意味を、まずは大きく4つに分けてご紹介します。

意味①自己肯定の基準が自身にあること

自分軸を考えた時に最も重要視したいのは、「誰でもない自分自身がどう感じるか」です。「女性らしい女性」を例に挙げましょう。

一般的な「女性らしさ」としての「慎ましやか」「容姿がフェミニン」は周囲の評価が高いかもしれませんが、肝心の本人が「それを維持するのが苦しい」と思ってしまう要素であるなら「自分軸」ではあまり重視されません。

誰でもない自分自身がありのままの自分を評価することで、あらゆるものに埋もれていた「自分軸」が見えてきます。

意味②責任や舵を自分でとること

他人軸で生きることは、「判断の責任を全て他人に明け渡していること」と同じ意味です。もちろん、さほど大切でない事柄であればかなり楽な方法で、自分軸がある人も他人に判断を委ねる場面はあります。

しかし、今後の自分自身の人生にも関わってくるような選択肢を前に慌ててしまったり、後悔の残る結果になってしまっては本末転倒です。人生の転機はいつ訪れるかわかりません。

自分軸を意識したライフスタイルに慣れておき、自信を持った生き方の練習をしておくのがおすすめです。

意味③他人を対等な立場で見ることができること

仕事や恋愛・子育てなどのライフステージ…周囲の人の情報がいち早く得られる昨今では、焦りや嫉妬を感じてしまうこともありますよね。

もちろん、その感情も人間として大切なものです。しかし、自分軸を意識することによって「自分は自分がそう思うからこれを大切にしている」と改めて考えることができます。

自分と共に周囲の人の価値観も大事にしたまま、むやみに持ち上げたり軽視したりすることなく対人関係を築くことができます。

意味④世界を見る目がカラフルになること

同じ世界を見るだけでも、自分軸が定まることでより広い視点で見ることが可能です。

ネガティブな感情の時は余裕がなくなって、普段しないようなミスをしたり何気ない言葉に傷ついたりしますよね。「自分の考え方にはどういった特徴があるか」も自分軸の要素のうちです。

視野が狭まりがちな状況でも自分のことを客観的な視点で捉えるスキルが身につき、対応できるようになります。表面的な何かが変わらずとも前とは明らかに違う、メガネのような役割を果たしてくれるのが自分軸です。

自分軸がぶれない人の特徴

他人と比べない「自分軸」の見つけ方とは?後悔しないで私らしい人生を送るヒント
(画像=pixabay.com、『Folk』より引用)

自分軸はこれから身につけるのではなく、すでに全ての女性の中にあるものです。しかし、それを自覚しているかは個人ごとに大きな違いがあります。

そのため、「今まで自分軸について考えたことがなかった」という女性は結構たくさんいるのではないでしょうか。自分軸がはっきりとしている人はそれが「ぶれにくい」という特徴があります。

では、「自分軸がぶれない」と具体的にどういったことが起こるのでしょうか。今回は4つの点についてご紹介します。

特徴①後悔しない選択が上手

自分軸がぶれない人はより後悔のない選択肢を選びやすい傾向があります。

なぜなら自分軸が定まっている女性は「私が本当に求めていること」がはっきりとわかっており、あらゆる選択を一定の価値観を基準に選べるからです。

自分軸がないと感情やその時の状況、他人がどう思うかなどの要素に振り回され、悔いの残るルートに絞ってしまうことがあります。

自分軸の構築は、判断に根拠と責任を持つことで「あれでよかったんだ」と自身を納得させる方法のひとつです。

特徴②自己中心的とは異なる性格

自分軸がぶれない人は「自分ルール」が定まっているとも言えます。しかし、そういった人に苦手なイメージがある人も多いかもしれません。

実は「自分軸がぶれない女性」と「自己中心的な女性」には明確な違いがあり、それは「自分の考えで他人を動かそうとするか」どうかです。

自分軸がある人は周囲の人のそれも尊重し、自信に繋がるような方法をとります。周囲の人を巻き込んで価値を得ることではなく、己の考えに基づいた行動をとることが「私らしい」人生を実現していくということです。

特徴③評価だけに左右されないメンタル

周囲の人との競争によって具体的なメリットが得られる場面は、学生はもちろん仕事でも多いですよね。

昇給や昇進がかかったレースは周囲の人からの評価が必要不可欠で、自分軸の観点はあまり役立たないのではと思ってしまうかもしれません。しかし、ここでも「自分がどうしたいか」という自分軸は存分に活用できます。

自分軸がぶれない女性にとって他人とのレースは結果だけでなく、その過程でいかに自分を磨き自信に繋げていくことも重要です。己にとって必要だったと意味付けることができます。

特徴④尊重してくれる人間関係への洗練

自分軸がぶれやすくなる原因として、周囲の人がその人の軸(他人軸)に巻き込んでくるということがしばしば挙げられます。

自分軸に自信がない人ほど他人からの評価を求めるので、「自分を持っていない人に限ってやたらと押しが強い」という経験もあるでしょう。こういった周囲の人の意識を変えるのはなかなか難しく、あきらめてしまうこともありますよね。

しかし、自分軸をキープすることで、そういった他人から距離をとることが可能です。「自分軸を守る」ことは逃げではありません。