「仕事のためには、すべてを犠牲にした。恋でさえ犠牲にした。仕事は私の命をむさぼり食った」ココ・シャネル
学生時代から大人になるまでの7年間の恋を終わらせたのは、半年ほど前のことです。
とても好きな人でした。このまま結婚をするとも思っていました。
ところが二年程前からお互いに意思疎通ができなくなり、価値観の違いや将来の方向性が違うなど、様々な理由を解消しきれず、区切りをつけることになったのです。
別れたとき、仕事を最優先にしてきた私を受け止めてもらえなかった悲しさ・悔しさと、彼との時間を単純に楽しめなくなった自分への腹立たしさと、心の中は大荒れ。数カ月経った今も、肉体的な疲れはまだとれていません。
仕事に生きると決めた私を支えてくれたのは、ココ・シャネルの言葉でした。『ココ・シャネルの言葉』(著者 山口路子)によると、彼女は最後の最後まで結婚しない人生でよかったのかと、思い続けたと書いてあります。
また、誰もが働かないであろう、恋人と過ごしているであろう「日曜日」に亡くなった彼女の強い生き方に共感を覚え、この本をお守りとして毎日歩こうと決めました。
今までの5年間、プライベートはほとんど犠牲にしてきました。だからこそ、得られた自由な働き方だと今も思っています。
女性としての幸せは、まだ得られていない状態ですが、これからは後ろを振り返ることなく、ココ・シャネルのように、仕事に生きるかっこいい女性でありたいと強く願っています。
言葉は人を動かす、感情を動かす力がある
人が言い放った言葉は、ものすごく強い力をもっています。相手を大切に思っているからこそ出てきた言葉は、とても美しい。これから先、私自身も誰かの心を言葉で動かせる人間でありたいと思っています。言葉は、まさに魔法です。
提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方
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