弓なりで東西南北に長い日本列島。地域によって驚くほど気候が異なります。そんな日本の中でもっとも晴れの日が多いのは、どの都道府県でしょうか。現時点で最新のデータとなる「統計でみる都道府県のすがた2020 / 社会生活統計指標」の「都道府県別快晴日数」をもとに、2018年に快晴の日が多かった上位5県を紹介します。

5位 茨城県(快晴日数44日)

全国で5番目に快晴日数が多かったのは茨城県です。

茨城県は納豆で有名ですが、それだけではありません。まず、日本で2番目に大きな湖の霞ヶ浦があります。また、水戸市にある偕楽園は、梅園や水戸黄門ゆかりの地として全国的に知られているほか、鹿島神宮で有名な鹿嶋市は鹿島アントラーズの本拠地でもあります。

加えて気持ちのよい晴れの日が多いとなれば、観光も楽しくできそうです。

4位 三重県(快晴日数45日)

快晴日数の多さで4位に入ったのが三重県。

伊勢神宮と世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)」などが有名です。それもあり、三重県ではインターネットを駆使した観光客誘致に力を入れているようです。2019年都道府県公式観光情報サイト閲覧者数ランキング(PC)では「観光三重」が全国1位に輝きました。

大阪や名古屋からのアクセスがよくて有名な観光スポットも多い三重県は、天気をあまり気にせず訪れることができそうです。

3位 埼玉県(快晴日数47日)

3位は埼玉県。首都圏のベッドタウンとして有名ですが、例年最高気温全国トップを更新している「熊谷市」はもっと有名です。晴れの日が多い分、猛暑になる日も多いのかもしれません。

残念ながら(?)2020年の最高気温では浜松市に抜かれましたが、熊谷市が「暑い町」であることは周知の事実。市のキャッチフレーズが「あついぞ!熊谷」、熊谷市ホームページのタイトルが「あついぞ.com」であることもうなずけます。