11.天草五橋
天草五橋は、三角(みすみ)から大矢野島、永浦島、大池島、前島、そして天草上島までをつなぐ、一号〜五号まである5つの橋の総称です。五橋それぞれに形や色、長さが異なり、一番長いものは四号橋の510m。橋から眺める、青い海に浮かぶ緑の島々の景色は大変美しく、観光名所にもなっています。
2018年には新一号橋として「天城橋」が開通。旧一号橋の「天門橋」も引き続き通行が可能で、いずれの橋も無料で通行できます。
12.米塚
円錐状で頂上の部分が大きく窪んでいるのが特徴的な山。高さ80mながら、とても美しいです。頂上の窪みは噴火の名残だそう。また諸説ありますが、かつて飢餓に苦しむ村人に、神様がお米をすくってここに積み上げたという言い伝えもあるようです。登山は禁止ですが春や夏は草木が青々と茂り、秋や冬には茶色に色づくなど、周辺も含めて素晴らしい景色を楽しめます。
13.砂千里ヶ浜
砂千里ヶ浜は、阿蘇五岳・中岳の火口ふもとに位置する火口跡。草が生茂る草千里ヶ浜とは対照的に、黒い砂浜が延々と続きます。その景色は、まるで映画『スター・ウォーズ』の世界観!この砂千里ヶ浜には遊歩道が整備されており、おおよそ25分くらいで散策できます。マグマ片と火山灰、所々に火山弾や、噴石も見られます。草千里ヶ浜よりも、より「火山」を感じるスポットでしょう。
14.ミルクロード
熊本県道339号・45号などの愛称。広大な牧草地を走る爽快なドライブルートで、沿道の牧場から牛乳を運ぶためにつくられたことから「ミルクロード」とつけられました。「大観峰」はミルクロードドライブの最大の見所!阿蘇五岳などを見渡す360度の大パノラマが広がります。そのほか沿道には展望所や売店が点在し、休憩しながらドライブが楽しめます。
15.高森湧水トンネル公園
高森駅から南に歩いて10分のところにあるのが、高森湧水トンネル公園です。旧国鉄時代、九州横断鉄道の開発計画に伴い高森トンネルが採掘されたものの、出水事故が相次いただため計画が頓挫。後に公園として整備され今に至ります。
トンネルの長さは2,055メートルで、現在も水が湧出しておりその量は常時、毎分32トン。トンネル内には歩道が整備されており、噴水なども設置されています。毎年7月には七夕まつり、11月中旬から12月には「クリスマスファンタジー」がトンネル内で催されます。
16.仙酔峡
阿蘇山高岳の北麓にあたる峡谷。毎年5月には、約5万株の深山霧島(ミヤマキリシマ)というツツジが咲き乱れます。2016年の地震でそのツツジも見られない状況が続きましたが、2019年には4年ぶりに道路規制が解除され、周辺の散策ができるようになりました。
17.永尾神社
不知火(しらぬい)海沿いに立つ神社。社殿は海を見渡す小高い丘の上に、鳥居と二基の灯篭は海の中に設置されており、潮が満ちてくると鳥居と二基の灯篭がまるで海に浮かんでいるような、幻想的な光景が見られます。
また、八朔(旧暦8月1日)前後に「不知火」と呼ばれる蜃気楼を観測できる場所として知られており、毎年9月には不知火にちなんだお祭り「不知火海の火まつり」を開催。海の中に立つ鳥居を囲むような形で、花火が打ち上げられます。
18.御輿来海岸
日本の渚百選、日本の夕陽百選に選ばれている景勝地「御輿来海岸(おこしきかいがん)」。干潮時には綺麗な砂紋が見られ、有明海と砂紋の幻想的な光景は、訪れる人の心を惹きつけます。展望スポット「干潟景勝の地」から眺めるのがとくにおすすめ!夕日と砂紋のセットは、ため息が出てしまうほどロマンチックです。
19.押戸石の丘
阿蘇の外輪山の北・熊本県の南小国町にある「押戸石(おしといし)の丘」。広々とした草原の中に、大小数百ほどの巨石群が並ぶ光景がめずらしい景勝地です。これらの巨石群は古代の巨石文化遺跡とされており、古代の人々が造った「神の道」だったのではないかと考えられています。2014年には映画『進撃の巨人』(実写版)のロケ地にもなり、注目を集めました。
20.サクラマチ クマモト
2019年9月14日に熊本市にオープンした「サクラマチクマモト」。城下町の賑わいをイメージした、熊本ではこれまでにないスケールの商業施設になっています。コンセプトは、「熊本城と庭つづき、すべてをつなぐ『おもてなしの庭』」。熊本初出店の46店舗、九州初出店も含めて全149店舗が入り、ショッピングから、暮らし、レジャー、自分磨きまで、一日中楽しめます。