40代夫婦の平均生活費＆貯蓄額はいくら？支出を見直そう

家計に不安のある40代必見！今回は、40代夫婦の平均生活費や貯蓄額をご紹介します。生活費を削減するための節約テクニックも解説しますよ。

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40代夫婦の平均生活費は？

40代夫婦の場合、毎月の平均生活費はどのくらいなのでしょうか？共働きなど、家族の勤務形態によって差はありますが、世帯主が40代である家族の月々の平均所得は約58万円、平均生活費は約32万円です。（厚生労働省「平成30年国民生活基礎調査」（2018）及び総務省「2018年家計調査/家計収支編二人以上の世帯　年報」参照）

これらのデータを元にしてみると、毎月の給料のうち約6割を生活費に費やしているということになります。

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家賃・光熱費・食費など生活費の内訳を調査

生活費とひと口に言っても、食費、住居費、被服費、光熱・水道費、教育費、教養娯楽費、医療費、交通・通信費など、さまざまな項目に分けることができます。その中でも食費は、どの世代においても最も割合の高い出費です。

40代世帯主がいる家庭では、生活費の約25％程度が食費にあてられています。食費に次ぎ消費割合の高い項目としては、交通・通信費や教養娯楽費、教育費などがあげられます。

教育費については、20～30代の世代に比べて出費の割合がぐっと高くなり、生活費の9％程度を占めています。一方、40代世帯主がいる家庭では、収入が安定し生活に余裕が出てくることもあり、教養娯楽費の割合も高くなっています。

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40代夫婦の平均貯蓄額は？

2019年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、40代平均の貯蓄額は694万円であることがわかりました。一方、18.7％の世帯は「貯蓄をしていない」というデータも。貯蓄ゼロの世帯は比較的収入が低い世帯で多くみられますが、年収1,000万円前後の世帯でも貯蓄ゼロ世帯が10.3%もあるようです。

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月々の貯金額はどのくらいが理想なのか

40代夫婦の家庭では、月々どのくらいの貯金額が理想なのでしょうか？それぞれの家庭で事情が異なると思いますが、可能であれば手取りの収入の10％から20％を貯蓄に回すようにしましょう。子どもの教育資金や住居資金、老後資金など、将来への備えがスムーズになります。

生活費を節約するコツ

「毎月の貯金が思うように進まない……」と悩んだことはありませんか？ここからは、生活費を節約するコツをご紹介します。

電子マネーを利用する

近年、電子マネーなどのキャッシュレス決済が急速に普及していますよね。「なんとなく面倒くさそうだから」という理由で、キャッシュレス決済を敬遠していませんか？

スーパーやコンビニでは、キャッシュレス決済で購入金額の数％を還元するというキャンペーンを行っているところも少なくありません。毎日の食材の調達も、還元率などを考慮して上手に買い物をすると食費の節約につながりますよ。

住宅ローンを見直す

住宅ローンは近年低金利が続いているため、借り換えを検討してみるのもひとつの手です。

借り換え時の諸費用は条件によって約50～100万円程度かかりますが、諸費用を差し引いても十分なメリットを受けられるのであれば、借り換えを検討してみると良いでしょう。その場合、各金融機関において正確なシミュレーションを行ってみてください。

保険商品を見直そう

20代後半や30代半前半に、生命保険や医療保険などの保険に加入したという人もいるでしょう。その後40代になるまで年を重ね、生活の状況が変化しても、保険の内容は継続して当時のままという人もいるのではないでしょうか？

ライフスタイルが変わる中で、補償内容が重複していたり、家族のニーズに合っていなかったりなど、保険に見直しが必要なケースも少なくありません。今の生活に合った保険に見直しをすることで、保険料が減額できるケースもあります。

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40代夫婦にふさわしい生活費や貯蓄額を知っておこう

40代夫婦の平均的な生活費や貯蓄額を知ることで「自分の家庭は出費が多すぎるかも……」と感じた人もいるのではないでしょうか。そんな人は、ぜひ今回ご紹介した節約のコツを実践してみてくださいね。

文・大谷りえ

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