1年目の年収がすべてじゃない!就活ではここもチェック

就活の際、年収を重要視する人は多いでしょう。もちろん年収は企業を選ぶうえで非常に重要な要素の一つです。しかし1年目の年収だけで就職する会社を決めてしまうのは早計すぎるかもしれません。初年度の年収以外に重要なポイントもしっかりチェックしたうえで検討することが賢明です。

福利厚生の内容

福利厚生とは、企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬のこととされています。福利厚生には、法律で決まっている法定福利厚生と法定外福利厚生があります。

法定福利厚生は、社会保険(健康保険及び厚生年金保険)や労働保険など、法律で決まっているものなので各企業による差はありません。社会保障とも言い換えられるでしょう。企業独自の福利厚生制度である法定外福利厚生は、企業によって大きな差があります。

就活で見るべきはこの部分です。具体的には、住宅手当や家賃補助・交通費・家族手当・健康助成制度などがあげられます。働き方の多様化にあわせてユニークな福利厚生を設けている企業もあるので給料だけでなく福利厚生についてもよく確認してみましょう。

昇給制度を把握する

会社の昇給制度も重要です。いくら初任給が高くても不当にキツい仕事であったり、5~10年後の給料を見据えたりしたときに他の企業よりも水準が低くなってしまう場合も考えられます。設立から間もない企業では昇給制度が明確化されておらず、トラブルが発生するケースも少なくありません。

対して銀行などは、初任給が低くても昇給率が高い傾向といわれ、年次が上がってくると給料が上がる仕組みは将来的に安心といえるかもしれませんね。初任給のみにとらわれるのではなく会社の昇給制度についても可能な限り調べるようにしましょう。

キャリアプランを立て将来的な年収を見据えよう

キャリアプランとは「今後どのようなキャリアを積んでいきたいか」を計画すること。就活するときは、どうしても目先のことにとらわれがちですが、これからの社会人生活は長期戦です。理想のキャリアプランを立てていけば初任給以上に大切なものが見えてくるのではないでしょうか。

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