朝起きてスッピンの顔を鏡で見てみると、なんだか顔色が悪い…なんて思った経験のある方、いらっしゃるのではないでしょうか?この顔色が悪いというのは、体の状態を表す何かのサインかもしれません。顔色が悪くなってしまう原因を解明して、改善に努めましょう!
私って顔色が悪い!?
自分ってなんだか人と比べて顔色が悪い気がする。
そう悩む女性って、いらっしゃるのではないでしょうか?
特に日焼けはしていないのに、人よりも肌が黒いなと感じていたり、白いなと感じていたり…自分の顔色について気になっているということはありませんか?
このような顔色がなんだか黒い、白いというのは、自分の体からの何かしらのサインである可能性があります!
顔色が悪いという状態には、何か原因があるのです。
その原因は1つではありませんから、自分が顔色が悪い原因は何なのかを知る必要がありますね。
そして、その原因にあった改善方法で、顔色の改善に努めなければなりません。
この顔色が悪い原因は、顔色が黒い、白いといった色味からも推測することができます。
なかには病気が原因という場合もありますから、もし病気だった場合に早く治療にあたれるよう、顔色が悪いことが気になる場合にはその原因は早めに解明しなければなりませんね。
今回は、顔色が悪いと感じる場合に考えられる原因や、その改善方法などをご紹介していきます。
自分の生活や状態と照らし合せながら、一体自分はなぜ顔色が悪いのか、原因を考えていきましょう!
顔色が悪い原因①【体温が低い】
顔色が悪いと感じる場合に考えられる原因の一つ目は、体が冷えているという状態です。
この体が冷えてしまうことによって、身体中を通っている血管が縮んでしまいますので、血管を流れる血液がスムーズに流れてくれなくなってしまいます。
それによって、全身に血液がうまく行き渡らずに体が冷えていってしまいます。
これが顔色が悪い原因になってしまうのです。
この場合は、顔色はどちらかというと白いという印象になるかと思います。
この体温が低くなって体が冷えてしまう原因には、寒い季節など気温の低下が関係しているという場合もありますが、他にも過度なストレスや無理なダイエットなどが影響している場合もあります。
ストレス社会で奮闘する女性や、容姿に気を使う女性はこのような体が冷えているという状態に陥りやすいのですね。
ですので、顔色が悪いなと感じた時には体温が下がっていないかどうか確認してみて下さいね。
顔色が悪い原因②【便秘気味】
顔色が悪い場合に考えられる原因の2つ目。それは多くの女性の悩みと言えるでしょう便秘が関係している可能性があります。
一般的に、便通がない状態が3日以上続くと便秘と判断されるのですが、この便秘は男性よりも女性の方が多く悩まされていると言われているのです。
この便秘がなぜ顔色が悪いという状態と関係しているのでしょうか?
便というのは、体の中で必要のなくなったもの、即ち老廃物が排出されたものなのですね。
その老廃物がちゃんと体外へ排出されていないということは、体の中に不必要な物質がたまっているという状態だと言えるのです。
これが血液の循環を悪くしてしまっていることから、顔色が悪いと感じてしまっているのかもしれません。
便秘の原因にはストレスなどがよく挙げられますが、運動不足や偏った食生活なども影響しているので、思い当たる場合には改善する必要がありますね。
この便秘によって顔色が悪いと感じる場合には、顔色が黒いなと感じることが多いです。
顔色が悪い原因③【緊張やストレス】
顔色が悪い原因には、先ほどから何度か登場しているストレスという重視すべきことがあります。
ここではこのストレスにもう少しフォーカスしてご紹介していきたいのですが、ストレスと聞くとイライラするといった心理状態が思い浮かぶでしょう。
しかし、体が感じるストレスというのはそのようなイライラだけではありません。
人前に立つ時など何か緊張感を感じるときってあると思うのですが、その緊張感も体にとってはストレスとなります。
それだけではなく、なにかを不安に思ったり、いつもとは違う慣れない環境で過ごしている時にも体はストレスを感じている場合があるのですね。
体はこのストレスに敏感に反応します。
ストレスを感じることでも血管が縮んでしまうことがありますので、それによって体の血の巡りが悪くなってしまうのです。
この場合は、顔色が青白いと感じる場合が多いようです。
顔色が悪い原因④【呼吸が浅い】
顔色が悪い原因には、呼吸が浅いということも考えられます。
呼吸が浅いというのは、鼻や口から呼吸によって取り入れた空気がお腹の底にまで届いていないというような状態のことを言います。
この呼吸が悪くなると、体は酸欠状態になり顔が白いと感じることがあるのです。
このような呼吸が浅くなってしまう原因には、主に姿勢が悪いというのが挙げられます。
姿勢が悪いといえば、よく見られるのが猫背ですね。
椅子などに座っていても、背中がぐっと内に入ってしまいお腹が圧迫された状態になります。
そうのような状態では、お腹までしっかりと空気が入ってくることができませんね。
それが原因となって呼吸が浅くなってしまうのです。
また、普段から鼻呼吸ではなく口呼吸をする癖のあるという人も、肺の力が弱まってしまう原因になることから呼吸が浅くなってしまうことがあります。
顔色が悪い原因⑤【タバコ】
次にご紹介する顔色が悪い時に考えられる原因は、タバコです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、タバコを吸っているという方はいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこのタバコにも顔色が悪い原因が含まれているのです。
というのも、このタバコにはニコチンという物質が含まれていますよね?
このニコチンが血管を縮めてしまうことが原因で、体の血液の流れが悪くなってしまいます。そしてニコチンによって顔色が悪くなってしまう場合は顔が黒いと感じるのです。
また、このタバコに含まれているニコチンというのは、他の人が吸ったタバコの煙を吸ってしまったことでも影響を及ぼしてしまうことがあるのです。
ですので、家族や友達、彼氏などが喫煙者だという場合にも顔色が黒いと感じる事があるかもしれません。
そしてさらに、ニコチンによる色素沈着によっても、顔色が黒い、もしくは黄色っぽいと感じることもあります。
タバコというのは、それ以外にも様々な病気の原因にもなる事があります。
健康を気遣うのであれば、出来るだけタバコの本数を減らす、もしくはやめる努力をしてみるというのも病気を未然に防ぐ為には必要ですね。
顔色が悪い原因⑥【腎臓の調子が良くない】
顔色が悪い原因は、腎臓の調子が良くないという場合もあります。
この腎臓というのは、体の中の血液をろ過するという役割を担っているのです。
ですので腎臓の調子が悪いとなるとこのろ過する作業がスムーズに行われなくなってしまうのですね。
それによって体内に老廃物が溜まっていってしまい、結果顔色が黒いと感じるようになってしまいます。
この腎臓の調子が良くないという場合ですが、主に目の周りに特徴が現れやすいと言われています。
目の周りが黒い、影のように感じる。このような感覚に身に覚えがある場合は、腎臓の不調を疑った方が良いのかもしれませんね。
腎臓が正しく機能しないと、放置すれば今後なにか病気に発展していってしまうかもしれません。
病気になってからでは取り返しのつかないこともありますから、少しでも目の周りが黒いという様子が見られれば病院を訪れてみましょう。
顔色が悪い原因⑦【肩凝り】
みなさん、日常生活や仕事での疲れによって、肩こりがひどいと感じたことはありませんか?
この肩こりも、実は顔色が悪い原因になっている可能性があるのです。
肩こりとはほぐしてもほぐしても、なかなか解消されない厄介なものですが、これを放置していると顔色が全体的に黒いと感じてくる場合があるのです。
というのも、肩というのは顔のすぐ下にありますよね。
血液は下から上へと登っていきますから、この顔よりも下にある肩や首周りなどがこっていると、そこで血液の流れが滞ってしまいます。
それによって、顔色が黒い、人によっては白いと感じてしまうこともあるのですね。
肩こりは慢性化してしまうと付き合いが大変ですから、ひどいようでしたらマッサージを受けるなど、改善に努めるべきだと言えるでしょう。
顔色が悪い原因⑧【化粧の相性】
顔色が悪いと感じるのは、もしかしたらもともとの顔色というよりは、メイク方法によって顔色が悪く見えてしまっているのかもしれません。
顔色を決めるメイクアイテム、ファンデーションは女性の必須アイテムですよね。
このファンデーションはどこの化粧品メーカーも扱っていますし、メーカーによって微妙に色合いや発色具合が異なります。
このファンデーションの選び方を間違えると、顔を綺麗に見せるためのファンデーションが逆に黒い、もしくは白いと感じる原因になってしまうのです。
家でメイクをしている時に見えている色合いと、外などの明るいところで見た時の色合いは異なります。
さらに、顔色を明るくしたいからと明るいトーンの色を選んでしまうなどといったメイクも、顔色を悪く見せる原因になるのですね。
ですから、この場合はファンデーション選びの段階から気をつける必要があります。
もともとの肌の色が黒いか、白いかによって、その人に合うファンデーションが変わってきますので、店頭で試せるデパートなどの化粧品売り場でスタッフの人と相談をしながらファンデーションを決めると良いでしょう。
そうすれば、メイクによって顔色が黒い、白いという問題も解決できますね。
顔色が悪い原因⑨【体調不良や病気】
最後にご紹介する顔色が悪い原因として考えられること。それは、体内で起こっている何かしらの病気です。
ここまでご紹介してきましたように、主に顔色が悪くなってしまうのは血液の流れが悪くなってしまうことが原因となっているのですが、何か病気にかかってしまうことで体の中にある臓器系が正しく働かなくなり、結果血液の流れが悪くなり、顔色も悪くなってしまうということも考えられるのです。
病気というのは最初は小さな症状であることから自分では中々初期の段階で気付くことができずに、病気が深刻化してから初めて自分が病気だと認識し、病院へ行くという事が多いと思います。
しかし、このように顔色からも病気や体調などを判断できる場合があるのですね。
まさか自分が病気だなんて…というのは、きっと誰しもが思っていることでしょう。
しかし病気というのは、いつ誰の身に起こるかわかりません。
少しでも顔色が黒い、白いなどと感じたり、体調がいつもと違うかな?と感じたら、早目に病気を疑っておくのが良いですね。