ユニバーサルサービスを見直す時期?

ユニバーサルサービス提供事業者であるNTT東日本・西日本では、このサービスを維持するにあたり損失を出しているともいう。このユニバーサルサービス制度の見直しが行われれば、大幅なコスト削減が期待できるとしている。

とはいえ、いまだに必要としている人も少なからずはいる。すぐにはユニバーサルサービス制度の見直しを実行できない状況にあるが、今後、総務省や通信会社を中心に、電気通信におけるユニバーサルサービスの見直しが行われることだろう。この結果次第ではユニバーサルサービスの領域が狭まる可能性もあるだろう。

ユニバーサルサービスの根本的な意味合いは、国民が公平に、安定的に通信を利用できることにある。固定電話もライフラインとしてはまだ欠かせない存在だ。最低限度のサービスの基準を見誤らないように、慎重に検討してもらいたい。

文・吉田昌弘(フリーライター)/ZUU online

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