グランプリファイナルの賞金

グランプリシリーズのひとつであり、その最終決戦ともいえるのがISUグランプリファイナルです。グランプリシリーズの各大会では順位に応じてポイントが与えられており、その合計点が高い上位6名がグランプリファイナルへの出場を認められます。

グランプリファイナルの賞金額は他のグランプリシリーズの大会よりも高く、シングルで優勝した場合、2万5,000米ドル(約280万円弱)です。グランプリファイナルでは出場選手6名全員に賞金が用意されており、最下位である6位選手には3,000米ドル(約33万円)が支払われます。

なおグランプリファイナルの場合も、エキシビションへの出演を求められたら競技プログラム以外のプログラムで出演する必要があります。この出演を辞退すると、5,000米ドル(約56万円)が賞金から差し引かれるようです。

4年に1度の祭典!オリンピックの報奨金

フィギュアスケートの大きな大会といえば、毎年行われるもの以外に、4年に1度開催される冬季オリンピックも忘れてはなりません。オリンピックの場合、入賞するとJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)とJSF(公益財団法人日本スケート連盟)からそれぞれ報奨金が支払われます。

金額はいずれの団体も、金メダルが500万円で銀メダルだと200万円、銅メダルが100万円です。つまり金メダルに輝いた場合、最低でも総額1,000万円は報奨金がもらえることになります。

勝ち負けだけでなく活動維持費もかかっている

ゴルフやテニスほどの膨大な金額ではありませんが、フィギュアスケートの各大会にもそれなりの額の賞金がかかっています。フィギュアスケートを続けるには、コーチ代や衣装代、遠征費など、膨大なお金がかかるということはよく知られた話。賞金が少しでも活動費の足しになるのなら、ひいき選手の活躍を祈らずにはいられませんね。

文・中村あずさ

【こちらの記事もおすすめ】
お金が貯まるコツ5つ
「いつもお金がない人」5つの行動
お金持ちの「貯まる特徴」3つ
お金を増やしたい人へ。3つの方法
財布選びで意識したい「風水」