iDeCoの掛け金は途中で変更可能?
iDeCoを受け取る60歳までの間には、積み立てが苦しくなることもあるかもしれませんし、反対にもっと積み立てができるようになるかもしれません。そんなときは、掛け金の変更ができます。最低金額は5,000円、加入区分による上限金額まで1,000円単位で変更することができます。
年に1回までなら変更可能
変更できるのは、12月の掛け金(引き落としは1月)から11月の掛け金(引き落としは12月)の間に1度だけ変更できます。1年間で何度も変更することはできません。掛け金を変更するときは、加入者掛金額変更届を提出します。
変更する際の注意点
掛け金を増額するときは、上限金額を確認するようにしましょう。とくに会社員の場合、転職などしていると上限金額が変更になっていることも考えられますので注意が必要です。
また、減額するときも注意が必要です。手続きをしたからと言ってすぐに変更になるわけではありません。手続きには2ヵ月から3ヵ月かかりますので、それまでは変更前の金額が引き落としになります。引き落とし口座の残高には注意しておきましょう。
iDeCoは引き落としができないと、その月の分は積み立てができません。控除金額にも反映されないので注意しましょう。
資産形成の第一歩として始めてみませんか
iDeCoは積み立てをしているときから受け取るときまで税金の軽減効果が続きます。とくに所得控除は、毎年年末調整で還付金が受け取ることができたり、自営業であれば確定申告で納付する税金が軽減されたりする効果が、60歳になるまで続きます。
たとえば、2万4,000円の軽減効果が30年続くとそれだけでも72万円節税できます。その分も将来のために積み立てすることができると資産形成のスピードもアップすることになります。資産形成の第一歩として始めてみてはいかがでしょうか。
提供・UpU
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