想像してみてください。
あなたが、恋人と一緒に、雰囲気の良いフランス料理のお店に行きました。
店員さん「本日はご来店ありがとうございます。本日、特別に皆様に”シャンパン”もしくは”スパークリングワイン”を1杯サービスさせていただいております。シャンパンとスパークリングワイン、どちらに致しますか?」
さて、店員さんにこう聞かれた場合、あなたは何て答えますか?
冒頭の「シャンパンとスパークリングワイン、どっちを貰うべきか問題」について、
- コナンくん
・ゲン太くん
・光彦くん
・あゆみちゃん
・灰原さん
でグループディスカッションをしました。
コナンくん 「おい、お前ら、シャンパンとスパークリングワイン、どっちが飲みたい?」
あゆみちゃん「ねえねえ、シャンパンってなあに?」
ゲン太くん 「シャンパンってあれだろ、非常時に食べる、パッサパサのパンみたいなやつだろ。食前にあんなん食べたら口の中の水分が持ってかれるぞ」
光彦くん 「ゲン太くん、それはシャンパンじゃなくてカンパンですよ」
灰原さん 「そもそも子供たちで、お酒に関する議論をするのは不適切じゃないかしら?」
コナンくん 「バーロー、そこは突っ込んじゃいけないところだろうが」
ゲン太くん 「俺たち少年探偵団に解けない問題はないぞ。お酒の問題でも大丈夫だぞ」
コナンくん 「そうだな、ゲン太。じゃあこのグループディスカッションは俺が司会で仕切るから、みんなで考えてくれ」
あゆみちゃん「うん、わたし頑張る!」
光彦くん 「じゃあ僕は、タイムキーパーをします!」
ゲン太くん 「タイムキーパーってなんだよ。就職活動のグループディスカッションでもタイムキーパーの役割があるけど、あんなの必要ないだろ。みんなで時間気にしてれば十分だぞ」
あゆみちゃん「ゲン太くん、就職活動ってなあに?」
コナンくん 「おい、ゲン太、論点がズレてるそ。シャンパンとスパークリングワインの違いについて考えよう」
光彦くん 「みなさん、分かりました!シャンパンとスパークリングワインの違いについて、スマホで検索したらすぐ出てきましたよ!」
コナンくん 「おい、光彦!やめろ!検索したらすぐに答えが分かってしまうだろ」
灰原さん 「そうよ。今日の題材だと書く内容が少なくなってしまうから、この作者が敢えて私たちを登場させて文章量を稼いでるのに、検索しちゃったら意味ないわ」
コナンくん 「おい灰原、作者とか言うな。それに作者の心情を推し量るのは作者に迷惑だそ!」
灰原さん 「まあでも、すでに文章量はそれなりに稼げたようだし、光彦くん、もう、検索して出た答えを言ってしまっていいんじゃないかしら」
ゲン太くん 「なんかよく分かんないけど、光彦、早く教えろよ」
光彦くん 「分かりました。ではまず、スパークリングワインについてご説明しましょう。」
ゲン太くん 「スパークリングワインって、なんか、シュワシュワしてるワインのことだろ?」
光彦くん 「ゲン太くん、ほぼ正解です。なんで先に言っちゃうんですか」
ゲン太くん 「おっしゃー、正解だ!」
光彦くん 「スパークリングワインとは、発泡性ワインの総称です。」
あゆみちゃん「じゃあ、シャンパンも、スパークリングワインなの?」
光彦くん 「そうです。シャンパンは、スパークリングワインの一種なのです」
あゆみちゃん「じゃあ、シャンパンは、なんで特別に、シャンパンって呼ばれてるの?」
光彦くん 「あゆみちゃん、いい質問ですね。シャンパンは、スパークリングワインの中でも、①フランスのシャンパーニュ地方で作られていて、②シャンパーニュ方式という、特別な製法で作られたものを指すのです!」
あゆみちゃん「そうなんだ、すっごーい!」
ゲン太くん 「フランスのシャンパーニュ地方ってどこだ?」
光彦くん 「ここらへんですよ」
ゲン太くん 「おい、光彦!場所ざっくりすぎるだろ。お前はゴー☆ジャスか」
光彦くん 「ゲン太くん、冗談ですよ」
光彦くん 「シャンパーニュ地方は、フランスの北東部らへんです」
ゲン太くん 「シャンパーニュって、パリの近くなんだな。よく分かったぞ」
光彦くん 「ちなみに、スパークリングワインは、国によって、呼び方が違っています。代表的なものは以下となります」
イタリア・・・スプマンテ
スペイン・・・カヴァ
ドイツ・・・ゼクト
フランス(シャンパーニュ地方以外)・・・クレマン