家庭用脱毛器の種類について

自宅でセルフ脱毛ができる家庭用脱毛器には、光を照射して脱毛する「フラッシュ式」とレーザーを照射して脱毛する「レーザー式」の2種類となっています。それぞれの脱毛器の特徴をより詳しく説明していきますね!

【フラッシュ式脱毛器の特徴】

フラッシュ式は、光で毛根に熱を与えて脱毛する「光脱毛」で、”脱毛サロン”と同じタイプとなっています。レーザー式に比べて痛みが比較的少なめで使いやすいため、初心者にはこちらがおすすめです。

●広い範囲で処理するのに向いている

フラッシュ式は照射口が大きくなっているので、レーザー式よりも広めの範囲を処理できるのが特徴です。一度で処理できる範囲が広いために、スピーディーに脱毛ができます。

●痛みが少ないので初心者向き

レーザー式に比べ痛みが少なめなので、脱毛時の痛みが苦手な方や脱毛初心者の方におすすめ!脱毛サロンと同じタイプですが、家庭用ということもあり照射の強さは控えめなので効果がすぐに実感しづらい点はあります。 長期的に使用し、痛みをできるだけ少なめに脱毛をしたい! という方におすすめです。

●美肌を目指せる効果も!

フラッシュ式は、脱毛に加えて「肌のキメを整える」効果や「肌にうるおいを与える」効果のある種類の機器も販売されているので、種類によっては、脱毛しながら美肌も目指したい!という方にはぴったりです。

【レーザー式脱毛器の特徴】

レーザー式は、「メラニン要素」に反応するレーザーを当てて脱毛する方法で、”医療脱毛”で使用されているものと同じタイプとなっています。レーザーで毛根にダメージを与えるので、毛を再生しにくくさせる効果がありフラッシュ式に比べて早く効果が出やすいのが特徴的です。

●ムダ毛にポイント照射できる

レーザー式は、照射口が小さめなのでポイントで小さなムダ毛にレーザーを当てることができます。そのため、広い範囲で当てるのには時間がかかってしまいますが、ピンポイントで気になるムダ毛に照射したい場合はレーザー式の方が向いています。

●痛みよりも効果を優先させたい方はレーザー式

フラッシュ式に比べて痛みが出やすいので、痛みが苦手な方は注意が必要です。ただ、その分効果ができるのが速いので、 痛みはあっても早く効果を出したい! という方にはレーザー式がおすすめです。

●顔やデリケートゾーンはNG

比較的脱毛効果を感じやすいレーザー式ですが、顔やデリケートゾーンなど、肌が弱めな部位には使えないので、脱毛したい箇所に合わせて脱毛器を選ぶようにしてくださいね。

家庭用脱毛器の選び方 5つのポイント

家庭用脱毛器の種類がわかったところで、「結局どんな脱毛器を選べばいいのかわからない!」と思う方も多いはず。購入時に失敗しないため、自分に合っている家庭用脱毛器を選ぶ際に抑えておきたい5つのポイントを伝授していきます。

1.使用可能部位を確かめておく

まずは、自分がどの部位を脱毛したいのかを改めてチェックしておきましょう。その上でその脱毛したい部位への使用は可能なのか、という部分を確かめてから脱毛器を選ぶようにしてください。脱毛器によっては全身に使えるものもあれば、VIOや顔には使用できないものもあるので、自分の脱毛したい箇所に対応しているものなのかをチェックしておくことが大切です。

2.照射レベルの調整

脱毛器に慣れないうちは、照射レベルの強弱が調整可能なものがおすすめです。痛みに弱いデリケート部分や皮膚の柔らかい部分には、低レベルで照射する方が肌への負担も少なく負担になりにくいです。慣れてきてから、徐々に出力のレベルを上げていくと良いでしょう。

3.照射面積の広さ

照射口が小さすぎると、照射漏れやムラになりやすい恐れがあります。なので、照射範囲がなるべく広めのものを選ぶのがおすすめ。広範囲を照射できる方が、肌への負担も少なく処理時間も短く済ませることができます。

4.カートリッジの交換はできるものか

家庭用脱毛器は、最大照射数を終えてもカートリッジを交換すればまた使える「カートリッジ式」と、最大照射回数を終えたら本体ごと交換しなければならない「本体交換式」の2種類があるので、長く使用することを視野に入れたら、「カートリッジ式」の方が好ましいでしょう。

家庭用脱毛器の効果的な使い方

家庭用脱毛器は、自分の好きなタイミングで好きな部位に使用できる一方で、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛するときとは違い肌のトラブルの不安だったり適正な照射間隔を指摘してくれないというデメリットがあります。より効果的に使用するために、家庭で脱毛器を使う際の正しい使い方をしっかりとマスターしておきましょう!

脱毛器を使用する前にムダ毛を剃っておく

脱毛器を使用する前に、脱毛したい箇所のムダ毛を剃っておきます。脱毛の効果を高めるのは「少しだけ毛が生えている状態」が理想的なので、脱毛器を使用する2,3日前に処理しておくのがおすすめです。ただ、脇に生えるような黒くて太い毛は少しでも毛が長いと痛みを感じやすくなるので、このような毛の部分は使用直前に処理をしても問題ないです。

※ムダ毛処理にはシェーバーがおすすめ!

肌を痛めないためにも、ムダ毛処理をする際は シェーバーを使うのがおすすめ です。シェーバーだと処理しにくい箇所や、T字カミソリで処理する場合は、シェービングクリームや石鹸などを使い、肌を痛めないように丁寧に剃るようにしましょう。

※脱毛器前に毛を抜かないように!

家庭用脱毛器は、黒い毛の部分に反応して照射するので、毛を抜いてムダ毛処理をしてしまうと反応する黒い部分がなくなってしまいます。なので家庭用脱毛器を使用する際は、抜かずに剃って処理をするようにしてください!

家庭用脱毛器は、黒い毛の部分に反応して照射するので、毛を抜いてムダ毛処理をしてしまうと反応する黒い部分がなくなってしまいます。なので家庭用脱毛器を使用する際は、 抜かずに剃って 処理をするようにしてください!

出力レベルを下げて機械を当てる

ムダ毛を処理した後に、 肌が乾いた状態 で脱毛したい箇所へ機械を当てていくのですが、この時に出力レベルを下げて、低い状態から当てていきましょう。高い出力で太い毛に光やレーザーが当たると強い痛みを感じる場合があるため、まずは 痛みを感じないレベルまで 出力レベルを下げて当てていくのがおすすめです。部位によって出力レベルの強弱を調整しながら照射していきましょう。

照射間隔は毛周期に合わせる

部位によって毛周期に違いはありますが、大体1サイクルに1~2ヶ月ほどかかるので、自分の毛周期に合わせて照射してあげるのがおすすめです。フラッシュ式の場合は、肌への負担も少なめなので使いはじめの方は1~2週間に1度の照射、レーザー式の場合は、フラッシュ式に比べると肌への負担がかかるので毛周期に合わせて照射するのが良いでしょう。

使用後はクールダウンをする

使用後の肌は熱を持っているので、脱毛が終わった後は冷やした保冷剤や冷却ジェルなどで照射箇所をしっかりクールダウンさせましょう。クールダウンした後は、保湿ジェルやクリームで保湿をし肌の水分を逃さないようにします。この工程を怠ると、肌トラブルの原因となる可能性があるので脱毛後はしっかりケアしてあげることが大切です。

家庭用脱毛器のメリット・デメリット

家庭用脱毛器を使用する前に、「メリット」と「デメリット」も知っておきましょう。

【メリット】

●自分の好きなタイミングでできる

やっぱり家庭脱毛器の最大のメリットは、自分の好きなタイミングで脱毛ができるところ。サロンに通うとなると、予約が必要だったりサロンまでの往復が大変ですよね。家庭用脱毛器を使用すれば、その手間が省けて自分の好きな時間にできるのは嬉しいポイント!

●経済的な負担が少ない

サロンや医療脱毛で脱毛をするとなると全身で数十万円かかるのが相場。それに比べて、数万円程度で購入できる家庭用脱毛器はとっても経済的!高額のローンを組む必要もありません。

●恥ずかしさがない

デリケートゾーンなど、サロンのスタッフに見せるのはやっぱり恥ずかしい...。家庭用脱毛器なら、他人に見せる必要なく気軽に脱毛ができます。他人にムダ毛やデリケートゾーンなどを見せることに抵抗がある方には家庭用脱毛器がおすすめです。

【デメリット】

●サロンに比べると効果は低め

サロンや医療脱毛に比べて照射力が低い分、どうしても効果は低くなってしまいます。毛が細めの方は特に効果を感じにくい場合も。

●自分で照射しにくい

背中やIOラインなど、自分では手の届かない箇所は照射しにくいのが難点。全身満遍なく処理したい場合は、他の誰かに手伝ってもらう必要があります。