八幡堀で有名な近江八幡は、歴史やレトロ好きに人気の観光地です。映画『るろうに剣心』や時代劇、NHK朝ドラなど数多くのロケ地としても使われ、映画のセットのような町並みを堪能できます。賑わいすぎず、のんびりと観光できるのも魅力。近江商人のふるさととしても知られる近江八幡の、1日観光モデルコースをご紹介します。

[10:00]日牟禮八幡宮でお参り

近江八幡の観光は「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」からスタート。日牟禮八幡宮前には無料駐車場もあるので旅の拠点にぴったりです。公共交通機関でアクセスする場合は琵琶湖線「近江八幡」駅から、近江鉄道バスに乗り「大杉町八幡山ロープウェー口」で下車してくださいね。下車後徒歩3分で日牟禮八幡宮です。

写真:Emmy

日牟禮八幡宮は八幡山の麓にある、古くから 近江商人に信仰されてきた由緒ある神社 です。寺宝には、江戸時代に海外貿易で活躍した商人西村太郎右衛門が寄進したという「安南渡海船額(あんなんとかいせんがく)」をはじめ、祭神である三神の木像などがあり、いずれも 国指定の重要文化財 になっています。歴史ある神社でまずはお参りです。

写真:Emmy

[11:00]八幡山から琵琶湖を眺める

八幡宮からすぐの所に八幡山ロープウェー乗り場があります。 「八幡山」 は標高約280mの小さな山で、ハイキングコースもあるので登山することも可能です(片道約30~40分程度)。今回はまだ旅の序盤ですので、体力温存のためロープウェーを選びます。

ロープウェーを利用すれば、あっという間に山頂に着きます。山頂に展望スポットが数か所ありますので、それぞれの景色を覗いてみてください。

写真:Emmy

遠くには 滋賀県のシンボル「琵琶湖」 が望め、その景観は美しいの一言。ほっと心が安らぐ、のんびりとした景色が広がります。

八幡山の山頂には豊臣秀次が築いた城跡も残されています。現在は石垣を残すのみとなりましたが、本丸跡には村雲瑞龍寺が建っています。興味がある方は立ち寄ってみて下さいね。

[12:00]近江牛のしゃぶしゃぶを堪能

八幡山をおりたら、そろそろお昼にしましょう。近江八幡に来て絶対頂きたいのが 近江牛 です。近江牛が食べられる人気店はいくつかありますが、今回は 老舗の近江牛専門店「まるたけ近江西川」 を訪れます。日牟禮八幡宮からもほど近い場所にあります。

1階は精肉屋になっており、レストランでは新鮮な近江牛がいただけます。

写真:Emmy

おすすめはやっぱり しゃぶしゃぶ です。とろけるような柔らかさの絶品近江牛はたまりません。こんなに美味しいお肉が、ランチではお手頃価格でいただけるので嬉しいですね。

[13:00]江戸時代の街並み八幡堀を歩く

お腹がいっぱいになったら午後の部スタートです。 近江八幡観光のハイライト「八幡堀」 に向かいます。琵琶湖に続く八幡堀は安土桃山時代に整備され、近江八幡が発展するきっかけとなったとなりました。

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お堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気です。 映画『るろうに剣心』、NHK朝ドラ『あさがきた』 や、その他多くの時代劇のロケ地となっています。

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[14:00]船に乗って水郷巡り

お堀沿いをのんびり歩くのも気持ちがよいですが、ぜひ船に乗って 名物の水郷巡り も楽しみましょう。また違った角度から八幡堀を堪能することができます。

船は モーター船と手漕ぎ和船の2種類 があります。モーター船の方が航路はやや長く、手漕ぎ和船は船頭さんの説明を楽しみながらゆったり周るイメージです。それぞれ良さがありますので、好きな方にお乗りくださいね。

写真:Emmy

所要時間:約30分 料金:大人1,000円、子供500円

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所要時間:30~40分 料金:大人1,000円、子供500円