11位:三十三間堂(東山・祇園エリア)

(写真=PIXTA)

長寛2年(1164年)に後白河上皇の命で平清盛が創建した蓮華王院の本堂。南北に約120mの本堂内陣の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、日本一長い木造建築としても知られています。堂内には国宝の中尊千手観音坐像を中心に、表情がすべて異なる1,000体の等身大千手観音立像が並びます。

 

12位:地主神社(東山・祇園エリア)

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世界遺産であり、京都を代表する観光名所となっている「清水寺」に隣接。そのため日本人のみならず海外からの観光客も多く訪れる「地主神社」は、縁結びの神様として有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神とする、京都を代表する縁結び神社です。境内には“恋占いの石”とよばれる二つの石があり、この石の間を目を閉じて歩き反対側の石にたどり着くことができれば恋が叶う、という言い伝えがあります。

13位:東寺(京都駅周辺エリア)

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正式名称を教王護国寺(きょうおうごこくじ)と言います。京都のシンボルでもある五重塔は高さ55mで、日本で最も高い木造建築。徳川家光が再建したもので、国宝に指定されています。また1603年に豊臣秀頼によって再建された金堂や、大師堂、蓮花門も国宝に指定されています。

桜の時期には夜の特別公開「東寺 夜桜ライトアップ」を行い、光に照らされて浮かび上がる五重塔や不二桜、しだれ桜の風情のある景観を楽しむことができます。

 

14位:天橋立(天橋立・舞鶴・宮津・丹後エリア)

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日本三景のほか、“日本の名松百選” や“日本の道百選” 、“日本の渚百選” など多くの日本百景に選ばれている景勝地。全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜に約8,000本もの松が生い茂っており、天にかかる橋のようであることから「天橋立」と名付けられました。

天橋立の楽しみ方といえば、展望所から一望して「股のぞき」をするのが王道です。股の間から天橋立をのぞくことで、天と地が逆さになり、まるで龍が天へ舞い上がる姿のように見えます。

 

15位:錦市場(二条・烏丸・河原町エリア)

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京都の真ん中、四条通の一本北を通る錦小路通に位置する商店街。東西約390mの長さで、幅3.2~5mほどの狭い小道に130ほどのお店がひしめきあいます。豆乳ドーナツをはじめとする食べ歩きグルメや、京都らしい食事が楽しめるお食事どころ、お漬物や丹波黒豆などお土産にもぴったりの食品を扱うお店などが集まり、京都観光の際には一度は訪れたいスポットです。

 

15位:北野天満宮(今出川・北大路・北野エリア)

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菅原道真をお祀りする北野天満宮は、通称「北野の天神さん」とも呼ばれ、古くから学問の神様として信仰されてきた神社です。境内には天神様の使いとして親しまれている「牛の像」があり、気になる箇所をなでると体が良くなるといわれています。また本殿の奥には「牛舎(ぎゅうしゃ)」があり、祀られている「一願成就のお牛さん」をなでると、ひとつだけ願いが叶います。

境内には約300本のもみじが植えられた「史跡 御土居のもみじ苑」、50種類の梅の木が約1,500本植えられた「梅苑」を併設しており、それぞれ見頃の時期には、普段以上に多くの参拝客が訪れています。

 

15位:平安神宮(下鴨・北白川・平安神宮エリア)

明治28年(1895年)に、平安遷都1100年を期に市民の総社として創建されました。平安京の正庁(朝堂院)を8分の5のサイズで再現した社殿が美しく、社殿を囲む約3万㎡の広大な池泉回遊式庭園の「神苑」には、しだれ桜をはじめ四季折々の草花が咲き誇ります。

 

18位:龍安寺(嵐山・嵯峨野・太秦・桂エリア)

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室町幕府で活躍した守護大名・細川勝元によって創建された、臨済宗の寺院。有名な石庭は、三方を囲まれた幅25m、奥行き10mあまりの長方形の白砂に15個の石を配したシンプルな名園です。この15個の石は5、2、3、2、3と配置されていますが、どの角度から眺めても必ず1個の石は他の石の影にかくれ、15個の石すべてを一度に見ることができないと言われています。秋には石庭越しの紅葉が美しく、庫裏の石段の紅葉トンネルもまた見どころ。

 

19位:京都タワー(京都駅周辺エリア)

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京都駅の烏丸中央口の目の前に建つ、地上131mの高さの京都タワー。タワーの4階・5階に展望室が設けられており、朝9時~夜21時までオープンしています。展望室自体の高さ自体は地上100mとさほど高くないものの、京都市内は背の高い建物があまりないため、遮るものなく京都の街を見渡すことができます。京都タワーの地下3階には大浴場もあるので、時間が許せばお風呂でさっぱりするのもおすすめ!

19位:南禅寺(下鴨・北白川・平安神宮エリア)

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1264年に亀山法皇によって創建された、臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。”京都三大門”であり”日本三大門”のひとつでもある立派な「三門」は2階の五鳳楼(ごほうろう)に上がることができ、高さ22mから境内や京都の町の景色を眺めることができます。

1890年につくられた全長は93.2mの「水路閣」が有名で、ドラマや映画のロケ地としても多く使われています。また紅葉の名所としても知られ、見頃は例年11月中旬から下旬ごろ。