仮想通貨の時価総額ランキング

仮想通貨の時価総額ランキングを掲載した(2018年11月25日時点)。首位はビットコインで、2位以下も仮想通貨業界では良く知られた仮想通貨の名前が並んでいる。

時価総額順位 仮想通貨名 時価総額
1位 Bitcoin (BTC) $65,600,243,941
2位 Ethereum (ETH) $14,029,622,674
3位 XRP (XRP) $11,058,005,183
4位 Bitcoin Cash(BCH) $2,984,113,204
5位 EOS (EOS) $2,865,920,885
6位 Stellar (XLM) $2,769,714,756
7位 Tether (USDT) $1,764,921,325
8位 Litecoin (LTC) $1,688,312,651
9位 Monero (XMR)  $928,042,357
10位 Cardano (ADA)  $911,108,655

この表を見ても分かるように、1位のビットコインと2位のイーサリアムでは5倍ほどの時価総額の開きがある。一方で、2位のイーサリアムと3位のXRPにはそれほど大きな差はなく、全体的に順位が下位になっていくに従ってその差は小さくなっていく傾向にある。

1位:Bitcoin (BTC) 

言わずと知れた仮想通貨の代表格で、2009年1月に使用が開始された。老舗の仮想通貨であることなどから最も知名度が高いと言えるが、取引時間などに関連するシステム上の課題なども指摘されている。

ビットコイン誕生のきっかけとなった論文を書いた「サトシ・ナカモト」という人物の名前にちなみ、ビットコインの最小単位には「satoshi」という名称が使われている。0.00000001 BTC=1 Satoshiであり、1satoshiはビットコインの1億分の1に相当する。

日本国内においてはビットコインを決済に利用できる家電量販店や飲食店などが増えており、ネット通販サイトなどでの導入も進んでいる。

2位:Ethereum (ETH)

イーサリアムはICOなどに活用される仮想通貨として浸透し、取引の際に契約内容をブロックチェーンで管理できる「スマートコントラクト」という仕組みを有していることが特徴の一つだ。日本国内の多くの仮想通貨取引所でも取り扱われている。

ビットコインに次ぐ時価総額を誇り、いずれビットコインを追い抜く可能性なども指摘されている。一方、2018年10月時点ではまだ時価総額では5倍ほどの開きがあり、今後どれだけその差が縮まるのか世界的に注目されている。

3位:XRP (XRP)

XRP(エックスアールピー)は、アメリカのカリフォルニア州に本拠地を置くリップル社が発行する仮想通貨。リップル社はブロックチェーン技術を活用した低コストで送金も短時間で済む決済サービスの開発などを手掛けており、日本や世界の企業からも注目を集める取り組みを進めている。

4位:Bitcoin Cash (BCH)

ビットコインキャッシュは、ビットコインのハードフォーク(通貨分裂)によって2017月8月から使用が開始された仮想通貨。ハードフォークとは、仕様やシステムを変えるため、仮想通貨を分裂させることによって新たに仮想通貨を誕生させる仕組みで、ビットコインキャッシュの場合は、ビットコインの取引にかかる所要時間を短縮する目的などで開発された。

5位:EOS (EOS)

イオスは2017年6月にリリースされた。イオスという名称のソフトウェアを使ったプラットフォームを構築するための資金調達の際に発行された仮想通貨で、情報のやり取りの早さなどが特徴であることから、送金時間がほかの仮想通貨に比べて非常に短いことなどが特徴とされている。

時価総額ランキングが今後大きく変わる可能性も

仮想通貨は既に数千種類発行されていると言われることもある。仮想通貨取引所では取り扱いがない仮想通貨も多数存在しているため、その正確な数を把握するのは非常に困難だ。しかしそんな中でも新たな仮想通貨は誕生し続けている。

今後新たな仮想通貨の台頭で時価総額のランキングが大きく変わる可能性はもちろんあり、定期的に最新情報を得るようにしておきたいところだ。

文・ZUU online 編集部/ZUU online

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