離婚を防ぐためにできること

ここからは、離婚を回避するために有効な対策を紹介します。どのように改善したらよいか、まず何をすればよいのかわからないといった場合には、こちらを参考にしてください。離婚を考えた時以外にも、日頃から取り入れるのがおすすめです。

家族会議を設ける

夫婦間での話し合いでは、何よりも冷静でいることが大切です。感情的になってしまうと建設的な話し合いができず、ただの口げんかになってしまいます。もしもどちらかが感情的になってしまった場合は、別日に改めて話し合いの場を設けるようにしましょう。家の中だけではなく、外の飲食店などで行うと感情的になりにくいです。日頃から互いの不満を溜めないよう、隔週・月一など、定期的な家族会議を設けるのもおすすめです。

家族会議では、「今月気になったこと」「今月よかったこと」など、良い点と悪い点の両方を共有できるようにしましょう。「言わなくてもわかってくれるだろう、いつも言っているからわかるだろう」と考えるのではなく、話し合いの場で改めて共有することが大切です。

友人や家族に相談する

悩みを自分の中だけでため込んでいると、次第に思考がネガティブに寄ってしまいやすくなります。重要なのは第三者の目線を入れることであり、自分一人の視点だけでは物事を多面的に見ることはできません。親しい友人や自身の家族などに悩みを相談し、客観的な意見を貰うのがおすすめです。また、悩みを口に出すことで、自分でも気付かなかった深層心理が見えてくることもあります。

自分が不満に思っている状況を改善するためには、まず自分が不満に思っている原因、どうして欲しいのかを的確に把握することが大切です。自分の思いや不満を洗いざらい話すことは、様々な自覚にも繋がります。なかなか友人や家族に相談できない場合には、思っていることを紙に一通り書き出すのも良いでしょう。悩みや感じたことなど、どんなに些細なことでも構いません。

お互いの家事負担を減らす

共働き夫婦において、家事負担は離婚を考える大きな要因になり得ます。自分も忙しいのに相手はいつものんびりしているなど、少しでも不公平を感じてしまうと、不満は次第に積み重なってしまうのです。夫婦円満を維持するためには、余分な家事をなくし、できるだけ夫婦の負担を軽くすることが大切です。そこでおすすめなのは、時短家電の導入や、家事代行サービスです。

特に家事代行サービスは時間に余裕ができるだけではなく、効率のよい作業を学び、日常に活かすことが可能です。夫婦で家事を分担するのはもちろんですが、できる所はなるべく時短して、夫婦のコミュニケーションを増やすようにしてみましょう。

離婚カウンセラーに相談する

具体的に離婚を検討している場合には、離婚を考える夫婦専門の「離婚カウンセラー」に相談する方法もあります。離婚は各家庭により事情が異なり、自分の経験だけでは的確な対応が難しいものです。また、離婚については非常にデリケートな問題のため、むやみに周囲へ相談しづらいという人もいます。そこで、離婚カウンセラーというプロの手を借りれば、様々なアドバイスが受けられます。

本当に離婚が必要なのか、離婚を回避するためにはどうしたらよいのかなど、客観的かつプロの視点から助言を得られるため、離婚を考えた際は相談してみると良いでしょう。

まとめ

夫婦が離婚を考える理由は様々です。共働き夫婦が忙しさによりすれ違いが生じ、離婚を考えてしまうのはよくあるケースです。しかし、抱えている不満や悩みは本当に離婚で解決するのかどうか、今一度見つめ直してみることが大切です。離婚は人生の大きな岐路にもなり得るため、一時の衝動で決めるのではなく、落ち着いて慎重に考え進めるようにしましょう。

もし離婚しようか悩んでしまったら、離婚は最終手段として、その前にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

提供・Kajily

【こちらの記事も読まれています】
網戸掃除は実はとっても簡単!特別な洗剤や道具がいらない方法とは
新生児のしゃっくりが止まらない!原因と止め方は?
大掃除チェックリストの作り方(テンプレート付き)
出産後(産褥期)の掃除や家事はすぐ始めちゃダメ?
【妊娠初期の症状チェック】いま気をつけるべきことは?