材料編|バーベキューのプロ級に美味しい焼き芋の作り方のコツ3選

①太いさつまいもを選ぶ

美味しい焼き芋の作るのには、さつまいも選びが大切です。ねっとりした焼き芋には安納芋がおすすめです。糖度の高い品種でキメが細かく、しっとりした肉質が特徴です。ホクホクの焼き芋には、紅あずまや鳴門金時などの手に入りやすいさつまいもが向いています。どちらも太めのさつまいもを選ぶのがコツです。

②シワシワにしたアルミホイルで包む

Photo by Emilian Robert Vicol

さつまいもを甘くするためには、じっくり時間をかけて加熱するのがコツです。そのためには、アルミホイルを準備してさつまいもを包み、火が直接当たらないようにします。アルミホイルは熱伝導率が高いので、クシャクシャにしてシワを入れてから使用しましょう。

③濡らした新聞紙を準備

プロ級の焼き芋を作る材料として、濡らした新聞紙を準備するのもおすすめです。アルミホイルで包むだけでは、水分が蒸発してパサついた食感になってしまいます。アルミホイルで包む前に濡らした新聞紙を使用すると、蒸し焼き状態にになりしっとりとした食感になります。

下ごしらえ|バーベキューのプロ級に美味しい焼き芋の作り方のコツ5選

①薄い塩水に漬け置く

美味しい焼き芋にする下ごしらえとして、薄い塩水に漬け置くのがプロ級の味になるコツです。塩加減は適量ですが、少ししょっぱい程度で大丈夫です。2時間くらい漬け置くと、甘みとコクがより強調されて美味しくなります。

②新聞紙の代わりにキッチンペーパーも可

下ごしらえには準備した新聞紙を、濡らしてから包みます。新聞紙の代わりに、キッチンペーパーを使用するのもおすすめです。焼き芋の皮まで食べたいという時には、新聞紙を使用するよりもキッチンペーパーの方が衛生的に仕上がります。

③アルミホイルのシワを調節

Photo by Tony Webster

さつまいもを包むアルミホイルは、シワの大きさで熱の伝わり方が変わってきます。火が強い時にはアルミホイルのシワを大きめにし、芋の表面との間に空間をたくさん作ると、熱が間接的に伝わるためじっくり火が入ります。逆に火が弱い時にはアルミホイルをよく揉んで、細かいシワにすると芋に熱が伝わりやすくなります。

④ねっとり仕上げには2層包み

Photo by Kai Schreiber

一般的なさつまいもをねっとりと仕上げたい時には、下ごしらえとしてアルミホイルを2層にしましょう。最初に包むアルミホイルはシワを作らず、そのままピッタリ隙間なく包みまます。次にクシャクシャにしたアルミホイルで包むことで、水分が抜けにくい蒸し焼き状態になり、ねっとりとした仕上がりになります。

⑤時短には電子レンジ

Photo by Hiroaki Sakuma

じっくり焼くことで甘く美味しくなる焼き芋ですが、電子レンジで下ごしらえしていくと時短になります。電子レンジで柔らかくしたさつまいもは、アルミホイルに包んで持って行きましょう。BBQ場では下ごしらえしたさつまいもの表面に、焦げ目をつける程度で簡単に美味しい焼き芋ができ、時間がない方にはおすすめです。

コンロの焼き方|バーベキューのプロ級に美味しい焼き芋の作り方のコツ4選

①コンロの端に置く

甘い焼き芋にする焼き方のコツは、じっくりと時間をかけて焼くことが大切です。バーベキューコンロの中央は火力が強くなっているため、なるべく火力が弱い端の方に並べて、さつまいもにじっくりと火を通すようにしましょう。

②定期的に焼き位置を変える

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アルミホイルに包んでいても、そのままさつまいもを放っておくと焦げてしまいます。アルミホイルに包んであるため変化がわかりにくく、開けてみたら焦げていたとなってしまう可能性もあります。美味しい焼き芋にするためには、定期的に位置を変えたりひっくり返したりして、均等な火力になるような焼き方をしましょう。

③爪楊枝や竹串で刺してみる

焼き芋は爪楊枝や竹串などを刺してみて、焼け具合をチェックしましょう。中までしっかり火を通す焼き方をすると甘くてとても美味しくなりますが、生焼けでは美味しくありません。竹串などが簡単に刺さるくらいの柔らかさになるように、定期的に刺してみて硬さを確かめましょう。

④弱火で2時間程度焼く

さつまいもの大きさにもよりますが、1時間くらい焼くと焼き芋は出来上がります。さらに美味しい焼き芋の焼き方は、炭の量を少なくしたり炭火からの距離をより遠ざけたりして、弱火で2時間くらい焼くことです。じっくり時間をかけることで、焦げるリスクを減らして甘い焼き芋になるのでおすすめです。