11位:日光二荒山神社/栃木県(↓)

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世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。日光信仰の始まりとなった古社で、男体山の神と女峰山の神をまつる二荒山信仰の本社です。縁結びや開運のパワースポットとしても人気があり、境内には「縁結びの御神木」や「縁結びの笹」のほか、親子杉、夫婦杉と、縁にまつわる見どころが多い。

12位:増上寺/東京都(↑)

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東京タワーからJR「浜松町駅」方面へ進むと、浄土宗の大本山「増上寺」があります。徳川家の菩提寺としても有名なこちらのお寺、国の重要文化財にも指定されている「三解脱門」や堂々たる「大殿」など、見ごたえのある大伽藍が鎮座。東京タワーを背後に抱いた増上寺を、ぜひカメラに収めてください。

13位:箱根神社/神奈川県(↑)

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芦ノ湖のほとりにある、関東総鎮守といわれる名社。天平宝字元年(757年)に創建され、鎌倉時代には源頼朝をはじめとする関東武士の崇敬を受けてきた歴史のある神社です。心願成就・開運厄除・勝負の神、そして縁結びにご利益があり、政財界から若い女性まで多くの人が参拝に訪れます。

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本殿からまっすぐ続く石段から参道を横切り、矢立の杉の横をさらに下へ、芦ノ湖まで降りていくと、湖畔に「平和の鳥居」が佇んでいます。フォトジェニックなスポットとして近年人気を集めており、時には撮影待ちの列ができることも。

14位:明月院/神奈川県(↑)

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多くのあじさいスポットが存在する鎌倉において、「あじさい寺」といえば明月院です。通称”明月院ブルー”とよばれる、綺麗な青色をしたアジサイが2,500株も咲き誇る姿は幻想的。この時期は大変多くの観光客でにぎわいます。明月院の見どころのひとつが、本堂にある円窓(悟りの窓)。この円窓から見える奥庭園が、まるで絵画のように美しいと評判。この奥庭園はハナショウブと紅葉の時期に特別公開されます。

15位:成田山新勝寺/千葉県(↓)

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ミシュランの観光版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得した観光スポットであり、関東では初詣のスポットとしてもよく知られています。ご利益は開運厄除け、家内安全、商売繁盛、恋愛成就とさまざま。昔から断食が有名なお寺で、一般の人でも断食修行ができるめずらしいお寺でもあります。日本の神社仏閣の中でもトップクラスの広さを誇り、参拝者も年間1,000万人以上にのぼります。

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薬師様の縁日は8日、観音様は18日とあるように、それぞれの仏様にはご縁日があります。成田山はご不動様で毎月28日が縁日。この日に神仏にお参りすると普段よりもご利益があると信じられており、多くの参詣客で賑わいます。

また、ご縁日の28日に開催される成田山開運不動市にも注目です。不動市には50店ほどが軒をつらね、古民具や陶磁器、古書、古布などのアンティークな品々や、ガラス製品などがたくさん並びます。これを目当てに、ご縁日にお参りされる方も多いのだそう。

16位:湯島天満宮/東京都(↓)

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大学受験合格者が祈願をした神社ランキング(KDDI調べ)で堂々3位にランクイン!学問の神様である菅原道真をお祀りし、受験生を中心に人気のパワースポットです。社務所には“合格成就鉛筆”や“資格勝得守”などの授与品が並び、また境内では“合格大福”や“合格甘酒”などを販売する屋台が並びます。

そして江戸時代より“梅の名所”として親しまれており、境内には約300本の梅の木が植えられた梅園があります。見頃を迎える2月中旬~3月上旬には「梅まつり」が開催され、大勢の人で賑わいます。

17位:報国寺/神奈川県(↓)

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本堂の裏手に素晴らしい竹林があることから、竹の寺として親しまれている報国寺。1334年(建武1年)に、室町幕府の初代将軍・足利尊氏の祖父である足利家時によって創建されたと言われています。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星の評価を得たこと、そして美しい竹林に日本らしい情緒を感じられるとあって、近年は海外からも多くの観光客が訪れます。

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竹庭を見学するには拝観料が必要となりますが、一見の価値あり!25mほどの高さの竹が約1,000本生えており、喫茶スペース「休耕庵」では、美しい竹林をながめながらお抹茶(別途有料)をいただけます。

18位:建長寺/神奈川県(↑)

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北鎌倉駅から歩いて15分ほどの場所にある建長寺は、1253年に北条時頼が建てた日本初の禅寺です。禅宗の寺院の格式をあらわす制度「五山の制」で、「鎌倉五山」第一位と格式が高く、境内は「建長寺境内」として国の史跡にも指定。広い境内には心字池を中心とした美しい日本庭園もあり、この庭園と仏殿前のビャクシンの植栽をあわせて、「建長寺庭園」として国の史跡および名勝となっています。

勝上献展望台からは天気がよければ富士山や伊豆大島をのぞめ、また建長寺の境内を俯瞰して眺めることも可能。けんちん汁は、一説によると建長寺の修行僧がつくっていた建長汁が起源であるとも言われています。

19位:築地本願寺/東京都(↓)

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江戸時代前期、京都・西本願寺の別院として建立された寺院。1657年の明暦の大火や1923年の関東大震災による火災で焼失しましたが、1934年に古代インド仏教様式の外観で現本堂が落成。2014年には、国の重要文化財に指定されました。本堂に入って正面には、御本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)のほか、正面から右側には、浄土真宗の広めた親鸞(しんらん)聖人の御影(ごえい)などが祀られているので、あわせてお参りしましょう。

20位:円覚寺/神奈川県(↑)

鎌倉五山第二位に列せられる円覚寺は、鎌倉幕府八代執権の北条時宗が弘安5年(1282年)に創建した臨済宗・円覚寺派総本山です。円覚寺の象徴ともいえる荘厳な雰囲気の山門は、夏目漱石の『門』に描かれ、川端康成の『千羽鶴』では円覚寺の茶会が舞台となるなど、多くの文学作品の舞台になっています。

見どころのひとつが仏殿後方の方丈の庭園。妙香池(みょうこうち)」という心字池を中心につくられており、周囲の自然林を含めて国の名勝に指定されています。

出典:tripnote.jp
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また円覚寺の境内奥、佛日庵の向かいに「如意庵」という塔頭があります。水曜日から金曜日、そして第二土曜日に限って、この「如意庵」が「如意庵茶寮 安寧」というカフェに変身。お抹茶やコーヒー、あんみつやぜんざいなどの甘味をいただくことができます。庭園に面したカウンター席を狙ってみて。