不平不満だらけ!?文句ばかり言う人の特徴4

【誰かのせいにしたい】

文句ばかり言う人の4つ目の特徴は、不平不満があること自体、誰かのせいにしたい傾向があることです。このタイプは確固たる信念のようなものがあり、なかなか自分の考えや価値観を崩すことができません。

そのため、うまくいかないことや違った考えを受け入れることができず、「自分の考えは間違っていない」という心理が働き、誰かのせいにして文句を言い続けるのです。

そして、このタイプは自分にそれほどの実力や能力がないことを、なんとなく察知している部分もあります。そんな弱い自分を隠そうと、誰かのせいにしてしまうのです。

自分の弱さを認めることができず、自分と向き合うこともできない。そのことに気づいていながら、目をそらし続ける自分に、嫌気がさしているとも考えられます。

不平不満だらけ!?文句ばかり言う人の特徴5

【自分の損得が第一】

文句ばかり言う人の5つ目の特徴は、物事を損得勘定でしか見ないことが挙げられます。「自分は他人に比べて損をしている」を感じると、途端に不平不満だらけになります。

「オレがこれだけ稼いでいるのに、なぜ妻は何もしない?これじゃ、オレばかりが働いて損だ!」「なんで私ばかりが我慢しなくちゃいけないのよ!」と、こうした夫婦間でよく為される会話は、お互いが損得しか考えていないから起こることです。

「将来どうなるのか?」「相手のためになっているのか?」というように、夫婦がお互いのことを考えて行動できるなら、こんな文句は出てこないはずなのです。

自分の損得しか考えられない人に対して、周りが何かしてくれるわけもありません。そうしてまた、文句を言い続けるという悪循環に陥るのです。

不平不満だらけ!?文句ばかり言う人の特徴6

【自分の存在をアピールしている】

文句ばかり言う人の6つ目の特徴は、文句を言うことで自分の存在アピールしていることが考えられます。社会でも家庭でも、人との関わりがないと、自分の存在価値が見出せなくて、懸命に自分をアピールするのです。

ところが、そういう人は秀でた技能や特技があるわけではないので、自分の意見を主張することができません。そのため、主張が文句に代わって口から出てくるわけです。文句と言うよりは、意見を言っているつもりかもしれません。

彼らは自分の存在価値を認めてほしいだけなのです。「そんな苦労してたの…大変だったね」など言ってあげれば、あっという間に不平不満が引っ込むことがあります。

とは言え、悪口や愚痴ばかりを聞くだけでは気が滅入って、最悪病気になってしまいます。そして、今いる大切な人たちも離れていってしまいます。自分の存在を認めてほしいのであれば、まずは何より、自分から他人を認めることが先決です。

不平不満だらけ!?文句ばかり言う人の特徴7

【周りの不平不満の代弁者だと思っている】

文句ばかり言う人の7つ目の特徴は、自分が世の中の不平不満を伝える代弁者であると勘違いしていることです。「自分が不満に思うことは、周りも同じように思っているだろう」という心理があるのです。

夫婦でテレビを見ながら、「ほら!この女性も同じこと言ってるわ!」といちいち訴えてくる妻がいい例です。むしろ「言ってあげている」くらいに思っています。

世の中の気持ちを代弁することこそが自分の使命であり、周りから支持されていると、信じて疑っていないのです。

「いや、そんなことないけど…」と誰かが漏らさない限り、「世の中の意見」と名を変えた不平不満は、病気のように続いていくことでしょう。