みなさん、辛い食べ物は好きでしょうか?

昨今は激辛ブームと言われていますが、、、
このような激辛ブームは、景気や経済と何か関係があるのでしょうか?

「激辛と景気」をテーマとした内容について、日本味覚協会が取材を受け、
また「サンデー毎日」に掲載いただきましたので、ご紹介させていただきます。

2019年12月24日に発売された週刊誌サンデー毎日にて、
「激辛ブームと景気の意外な関係」という記事に関して、日本味覚協会が取材を受けました!

取材いただいた内容につきまして、一部ご紹介をさせていただきます!

 

今は第4次激辛ブーム!?

 

日本に何度か訪れたことのある「激辛ブーム」が今、再来しているようです。

今回の激辛ブームの特徴は、ただ辛さを求めているのではなく、
「辛さ+アルファ」つまり、スパイスやハーブのうまみや香りなどを楽しむ傾向があるとのこと。。

現在の第4次激辛ブームでは、日本人の味覚に合わせてスパイスを駆使した「スパイスカレー」が大阪を中心として人気を博しています。

 

現在が第4次ということは・・・第1次、2次、3次は?

 

そもそも日本の激辛ブームは、江戸時代初期に遡ります。
この時代には、漢方薬をヒントに考察された七味唐辛子が一躍人気になったそうです。
(この時の七味は味のアクセントとして使う薬味でした)

激辛の歴史は深いんですね・・・

 

そして、いわゆる激辛味の火付け役になったのは湖池屋の「カラムーチョ」だと言われています。

「カラムーチョ」は、1980年代の半ば1984年に発売が開始され、
コンビニで販売したことを契機に若者を中心に爆発的に人気を集め、当
時激辛味が一般的でなかった日本で爆発的に売れ大ヒット商品になりました。

なんと、1986年の新語・流行語大賞に「激辛」が選ばれるほど!

これが第1次激辛ブームです!

 

第2次激辛ブームは、90年代のエスニックブーム!
タイやベトナム料理が流行ったことからアジア特有の辛さがブームとなりました。

 

第3次激辛ブームは、2003年(~2010年くらい)に訪れます。
東ハトがハバネロを使った「暴君ハバネロ」を発売したことや、
激辛の蒙古タンメン中本などが人気を博してブームとなりました。