投資信託はどこで買えるの?
証券会社や銀行などの金融機関で扱っています。ネット証券を利用すると手数料を低く抑えることができます。
金融機関を選んだら口座を開いて、投資信託のメニューを選びます。メニューは金融会社によって本数や内容も異なります。
購入の仕方ですが、まとまった資金を一括で投資商品に入れて運用するものもあるし、毎月一定額を出金し積み立てていく方法があります。私は、時間をかけて積み立てていく方法をおすすめします。
私の初めての投資信託の失敗例
まだお金の勉強をする前のこと、私はよく分からないままに、投資信託で成長国(BRICS)ファンドなるものに100万円を一括で入れて運用したことがあります。頭の中では、毎月少しずつ積み立てて大きく殖やしたいと思っていたのですが、それを窓口で説明できず、勧められるままに購入しました。初めて投資信託をしたことで満足して、値が上がるだろうと安易に思っていました。
実際には、そうは上手くいかないものです。半年に一度郵便で届く運用成績の知らせを開き、そのたびに落胆していたことを覚えています。100万円投資したそのファンドは、すぐに下落して90万、85万、70万、ついには65万まで落ちていきました。もう投資なんてうんざりだと思っていました。その後9年経過した時点で、やっと109万円に回復したので、売却しました。一度に高値で購入したことで、下落リスクに対応できなかった投資の悪い例です。投資のスタートから間違えていたのです。
老後の資産を自分で育てるために
投資に慣れ親しんでいない日本国民に、自分で資産を殖やして欲しい国は、投資信託はじめとした投資に対して、税の優遇制度を設けました。税は、儲けや利益に対してかかります。投資信託で儲かったら、その儲かった分に税金がかけられますが、その税金をかけませんよ、としたのが、NISAとiDeCoです。これはまた別の回に説明します。NISAやiDeCoを利用した投資信託は資産形成のひとつの方法としておすすめです。
みなさんも、少額でもいいので投資信託をはじめてみませんか。
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