4. ギャンブル好き

ギャンブル好きな男性は、確かにいつもお金に困っていそうなイメージです。

「(結婚後、夫に)カードローンがたくさんあると分かり、しかもその使い道がパチンコなどのギャンブルだったというケースもあります」(稲村優貴子/0代)

ギャンブルで借金をつくるのも困りますが、それ以上の問題点がこちら。

「ギャンブルにお金を使うのみならず、人生もギャンブルと捉えているような人は危険なことも平気でします。例えば、自分で事業をしている場合に、安定経営をしないとか」(阿部理恵/50代)

この点は納得できる女性も多いかもしれませんね。

そんな「ギャンブル体質」の男性の見極めポイントはこちら。

「リスクを好むので、危険なこと、刺激的なことが好きかどうかで判断することもできます」(阿部理恵/同上)

「(女性の場合、自分を守るために自分の貯金は少なめに教えておくことをおススメしていますが、)結婚する前に、資産(貯金など)と負の財産(謝金など)はお互いに開示しておきましょう。忘れがちなのが奨学金。これも返済義務がある借金です。夫婦ともに奨学金返済が残っていて、住宅ローンの審査がおりなかったケースもありました」(稲村優貴子/40代)

リスクを好む男性はある意味、魅力的にも思えることがあるでしょう。ギャンブル癖、借金、奨学金返済……結婚前にきちんとチェックしておきたい項目ですね。

(写真=Javier Arres/Shutterstock.com)

5. 高年収で貯金をする気がない

ズバリ「高年収で貯金をする気がない」男性も気をつけるべきなのだそう。

「『宵越しの金は持たない』がカッコイイと思っている時代遅れ男子はダメです。意外と収入が多い人にこのタイプが多いようです。稼いでいるからと高級ブランドをためらいなく買ったりして、貯金はほとんどないこともあります」(稲村優貴子/40代)

「お金の苦労という観点なら、年収にかかわらず『貯金意識が低い男性』は要注意です。そして、年収が高い男性ほど最終的には苦労します」(婚活FP山本/30代)

このような男性は少なくないようで、

「高年収の彼は浪費がすごくて、貯蓄がないどころか、高級車のローンがたっぷり残っていました」(今関倫子/40代)

との報告も。

貯金意識が低い男性は、次のような方法で見極められるそうです。

「何に使っているか自覚がないので、ある意味、ギャンブル好きや見栄っぱりよりも解決策がありません。ちょくちょくコンビニで買いものをしているとか、ちょっとした無駄遣いが多いかどうかでも判断できます」(阿部理恵/50代)

もうすでに結婚している場合は、次のような見極め方もあるそうです。

「夫婦のお財布状況を把握していないご夫婦は、うまく貯められずにいる傾向にあると思います。やはり、大切なのは情報共有です」(寺野裕子/40代)

「結婚後に、お互いに収入や支出、預貯金の情報共有ができる関係性が築けるかどうかは大切なポイント。(中略)情報を共有する関係性ができていれば、お互いに将来の生活イメージに向かって歩んでいける可能性は大いにあります」(寺野裕子/40代)

パートナーがなかなかお財布事情を話してくれないときは、要注意。日頃からコミュニケーションをとっておくことも大事ですが、いつでも話ができる安心できる相手を探したいものですね。

(写真=Davizro Photography/Shutterstock.com)

こんな男と結婚したら、お金で苦労する!

FPの皆さんに、実はお金の問題を抱えている男性の実態を教えていただきましたが、まとめるとパターンが見えてきました。

  1. どんなときでもおごり役
  2. 自分の趣味や身なりに大金をかけている
  3. デートを全部自分で仕切りたがる
  4. ギャンブル好き
  5. 高年収なのに貯金をする気がない ひとときの贅沢や見た目の華やかさは、恋人期間であれば危なっかしい男性が魅力的に映るもの。

    結婚したら思った以上にお金がない人だった……
    共働きなのにお金の苦労が続いている……

    といったことにならないよう、意中の相手が上に挙げた5つの困ったパターンに当てはまっていないか、しっかり見極めてくださいね。

(写真=photoagent/Shutterstock.com)

文・林 立恵/DAILY ANDS

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