ほかにも多数!意外な企業同士の関係

今まで紹介したような意外な関係は、外食産業で数多くみられます。さらに例をあげていきます。

「吉野家」と関係があるお店は?

「株式会社吉野家ホールディングス」は牛丼の「吉野家」のほかにもこんな外食店を子会社として抱えています。

  • セルフ式讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」の「株式会社はなまる」
  • お持ち帰り寿司「京樽」の「株式会社京樽」 など

「ロイヤルホスト」と「てんや」は兄弟関係

「株式会社ロイヤルホスト」を有する「ロイヤルホールディングス株式会社」の子会社はこちらです。

  • 天丼チェーン「てんや」の「株式会社テン コーポーレーション」
  • ピザの「シェーキーズ」やサラダバーで有名な「シズラー」の「アールアンドケーフードサービス株式会社」など

ロイヤルホストとてんやに関連があるとは意外ですよね。

これらはほんの一例です。多くの企業同士が親子関係にあることがわかります。もし興味があればいろいろ調べていくとおもしろいでしょう。

なぜ外食産業では意外な親子関係が多い?

これまで見てきたように、外食産業では意外なところで連携している企業が多くありました。しかも「同じカテゴリーの飲食店同士」とは限らず、まったく異なる業態同士が親子関係であることも少なくありません。

なぜ異なる業態の企業同士が親会社・子会社の関係になるのでしょう。

その理由としては、客層を広げるためや、季節による売り上げのバラツキを減らすためなどが考えられます。例えば一つの業態だけでは「ある季節」の売り上げが落ちることがわかっている場合でも、「その季節に強い別の業態」を子会社化すれば、売り上げの平均化が図れるかもしれません。

またもともと子会社が持っていた食材・流通網を活かせば新業態への参入ハードルも低いはずです。さらに私たち一般消費者に子会社のブランドが浸透している場合、企業全体のイメージアップも期待できそうです。

こういったメリットのため、外食産業では多様な業態同士の連携が多いと考えられます。

企業について調べると視野が広がる

“企業同士の意外な親子関係”を単なる豆知識としてだけではなく売り上げや戦略など経営視点から考えてみると、ビジネスパーソンとして成長できるでしょう。おいしいと思った飲食店を注目して調べてみると、視野が広がりおもしろい発見があるかもしれません!きっと就職や投資に役立ちますよ。

提供・UpU

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