(3)他の惑星への人類大移動計画
ホーキング博士は2016年4月、超高速小型探査機「ナノクラフト」を開発し、太陽系以外の惑星および生命体を探索する計画を発表した。これは「人間が地球に住める期間はあと100年程度」という博士の推測に基づき、投資家から資金を集め、最終的には地球の代わりとなる惑星を発見することを目的としている。
博士は2600年には人口増加が完全に限界を超え、気候変動によって地球の気温が金星並み(摂氏250度)に上昇すると確信していた。そのため、手遅れになる前に人間は他の惑星への移動を開始しなければならない—と、繰り返し呼びかけて来た(MotelFool2017年12月18日付記事)。
あまりにも壮大すぎて一見無謀とも思える計画には、ロシアの大富豪ユーリー・ミリネル氏が1億ドル を出資しているほか、ホーキング博士自身やFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOも投資家として参加している。
米国、オーストラリアでは政府が同様の計画に巨額の資金を投じ、調査を進めている。またマスクCEO率いるスペースXの活動が活発化するなど、「無謀な計画」と一笑に付すラインを超えている。
文・アレン・琴子(英国在住フリーランスライター)/ZUU online
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