毎日のシャンプー、洗い上がりはスッキリしていますか?でも、もしかしたら正しい洗浄方法で洗髪すればもっとスッキリするかも!まさか洗浄方法が間違ってるなんて思っていない人が多いはず。シャンプーはもっと泡立つのだとしたら?!必見です!

シャンプーが泡立たないのは何故?

シャンプーを変えたら泡立ちが少ない気がする、又は今日に限って泡立ちが少ない気がする、など泡立ちに疑問を感じたことはありませんか?

CMではあんなに泡立っているのに、あれはやっぱりCMだからか・・・なんて思うのは早いです。泡立ちには「洗い方」も関係してくるのです。

あなたの洗浄方法、もしかしたら間違えているのかも?!原因がわかれば、たっぷりの泡立ちで快適な洗髪ができますよ♪

シャンプーが少ない

毛髪の量が少ない人と多い人では、どうしても泡立ちに差が出てきてしまうものです。シャンプーボトルには基本的な使用量が記載されていますが、それは平均的な毛量を基準としています。

毛髪の量が多い人は、基準となる使用量では足りない場合もあり、それによって泡立ちも少なくなってしまいます。自分に合った使用量の見極めが大事になってきますね。

頭皮が汚れている

毎日シャンプーしていても、髪の毛ばかり集中して洗っていて頭皮を洗うことが疎かになっている場合、頭皮の汚れは残っていてしかも蓄積されてしまいます。

また、季節によっては汗でいつもより頭皮が汚れた状態になり、その場合もシャンプーの泡立ちが悪くなってしまいます。シャンプーするときは頭皮までしっかり洗うようにしましょう。

頭皮がオイリー肌

先程の頭皮汚れに関連しますが、頭皮がオイリー肌の場合も油分によってシャンプーの泡立ちが悪くなります。油のついた手を石鹸で洗っても泡立ちが悪いのと同じですね。

オイリー肌の頭皮だと、油分を取ろうとゴシゴシ洗いがちですが、これもまた洗浄方法としては間違い。正しい洗浄方法で洗えばスッキリ頭皮になります。

髪の毛の濡れが不十分

シャンプーの時、ざっと髪を濡らして即洗い始めてしまうと、髪の毛がじゅうぶんに濡れていなくてシャンプーの泡立ちは悪くなってしまいます。

髪の毛を濡らすときは、髪の根元を濡らすつもりで濡らせば全体がしっかり塗れるので、毛先にばかりとらわれないようにしましょう。

ゴシゴシしすぎている

しっかり洗おうと思って、ついつい指先に力が入ってしまっても泡立ちは悪くなります。これでは、泡立ちが悪いことと同時に頭皮にダメージを与えてしまいます。

正しい洗い方にしないと、頭皮を守ろうとし余計な油分が出て悪循環になってしまいます。綺麗にしようと思って、逆にベタつく原因を作ってしまいかねないのです。

アミノ酸系シャンプーの使用

そもそもアミノ酸系シャンプーは、アミノ酸系の界面活性剤の割合が高いため泡立ちは少ないです。このことを知らずに使っていると、泡立ちが悪いとイライラしてしまうかもしれませんね。

泡立ちがいい=良質なシャンプーという認識は間違い。使っているシャンプーの特性を知っておくことが大事です。自分に合ったシャンプーを正しい使い方で!

あなたは正しく洗えてる?髪の毛の洗い方

髪の毛の洗い方、考えたことありますか?ほとんどの人は、ざっと髪を流してシャンプーしてまた洗い流して・・・という程度で、洗い方について深く考えたことなど無いのではないでしょうか。

どのシャンプーを使っても髪の悩みは無くならないし、結局どれもこれも同じじゃないかと嘆くあなた!それは正しい洗い方ではないからです。

正しい洗い方をしてこそ、そのシャンプーが持つ本来の特性を引き出せます。しかも高価なシャンプーを使っているとしたら・・・正しい洗い方を知らないと損しちゃいますよ?!

①とにかく予洗いが大切!

髪の毛の汚れをきちんと取るなら、シャンプーで洗う前に予洗いをしましょう。これは、頭皮環境を健全に保つためにとても大事なことなのです。もちろん、予洗いによってシャンプーの泡立ちも良くなりますので、是非やってほしいひと手間です。

シャンプーする前に、数分間お湯で汚れを洗い流します。このとき、お湯の温度は高すぎないように注意しましょう。特にオイリー肌の人や整髪剤を使っている人は、この時点でだいぶ汚れは落ちます。シャンプーの効果が高まるので、予洗いはするようにしたいですね。

②シャンプーを泡立ててから洗い始める

シャンプーを手に取り、いきなり髪の毛につけてそこからゴシゴシと泡立てていませんか?実はこの時点で間違った洗い方が始まっています。

顔を洗う時、まず手のひらでしっかり泡立ててから顔を洗いますよね。いきなり顔に洗顔料を塗りつけてそこから泡立つまで延々と顔を擦り続ける人はいないでしょう。

髪の毛も同じです。シャンプーを原液のまま髪の毛に付けることは髪を傷めてしまいかねません。しっかり泡立ててから洗い始めます。髪の毛の汚れ、頭皮の汚れは泡で洗い落すと考えればいいですね。

洗い残しがちなのが耳の後ろや襟足、生え際です。また、毛量が多い人は指の腹がしっかり頭皮まで届いていない場合も。そんな時は洗浄ブラシ。小刻みに左右に動かすようにして洗っていきましょう。

③洗い流しはしっかりと

洗い残しの多いのが耳の後ろや襟足、生え際と先程お話しましたが、洗い流しも同じでこれらの部分は流し残しが多いです。しっかり洗って汚れを取ったのに、そのまま髪の毛に残るなんて嫌ですよね。しっかり丁寧に流しましょう。

目安は指触り。髪の毛や頭皮にヌルつきが無くなるまで流しましょう。

④トリートメントとコンディショナー

次はトリートメント、最後にコンディショナーと進みます。この順番も間違えている人がいるので覚えておきましょう。

軽く髪の毛の水気を取ってから、まずは毛先へ、それから髪の毛全体に行き渡らせます。美容室でのシャンプーを思い出してみてください。コンディショナーをつける前、軽くキュッと髪を絞っている感触は無いですか?あのように軽く水気を取ってからつけるようにすればいいのです。

てぐしで髪の毛全体に行き渡らせたら、同じようにてぐしで髪の毛に付いた余分なトリートメントまたはコンディショナーを洗い流していきます。

香りを残したいからと言ってじゅうぶんに洗い流さない人がいるようですが、これはNG。髪の毛や地肌に良くないですし、何よりベタつきの原因となってしまいます。

トリートメントやコンディショナーは髪の毛に薄く残る状態がベストです。てぐしで洗い流すことによって薄く髪の毛に残り効果を発揮するのです。

⑤タオルドライはやさしく丁寧に

最後にタオルドライ。髪の毛をタオルで包み込み、頭皮の水分を叩くようにして取っていきましょう。ゴシゴシこすると、髪の毛が摩擦により傷んでしまいます。

頭皮の水分をしっかり取るようにタオルドライすると、その後のドライヤーを当てる時間が減ることになり、髪へのダメージを軽減させられます。

また、タオルドライ後のブラッシングですが、目の粗いクシやブラシを使うと髪の毛へのダメージをおさえることができます。

ここまでのイメージはできましたか?サロンでの洗髪を思い起こしながらやれば間違いはないでしょう。正しい洗浄方法を癖付けしたいですね。