NISAは3種類ある

さてNISAには大きく3つ種類があります。1つはNISA、2つはつみたてNISA、3つ目はジュニアNISAです。
今回はNISAとつみたてNISAについて説明します。

NISAのルールはこんな感じです

  • 1月スタートの1年間の利用枠が120万円。例えば30万円使わなかったとしても翌年への持越しは認められません。
  • 利益に対して、非課税です。
  • 有効期間は5年です。例えば株を購入して売却せずに5年になるタイミングで、金融機関からお知らせがきます。放っておくと自動的にNISA口座から追い出されて、普通の口座で移管されます。その後に売却すると、利益には20%課税されます。

6年目もNISA口座を利用したい場合は、NISA口座へのロールオーバー(持ち越し)の手続きをするとNISA継続できます。ただしロールオーバーできる額は、当年使える120万円の枠の中から差し引かれます。

つみたてNISA ってこんな感じです

つみたてNISAは毎月積み立てる投資信託を利用することを想定して設定されました。1年間の利用額は40万円です。月に3万円、年に36万円の積み立てがNISA制度のなかで行えます。
今、国が設定している期限が2037年末まで、あと19年ほど期間があります。積立投資信託は時間をかければかけるほどに、リスクが減少し、利益が出るというデータが出ています。
とくに投資の初心者に対しては、積立投資信託をおすすめしていますが、つみたてNISAを利用することで、その利益から税金を取られることなく丸ごと享受できるので、この制度を利用する価値があると、思います。

ただし、NISAとつみたてNISAは、どちらかしか利用できません。私は株式投資で利用しているため、積立投資信託においてつみたてNISAを利用することができていません。そのため、私は積立投資信託をiDeCo(個人型確定拠出年金制度)で利用しています。こちらは別に機会にご説明します。

まとめ

いかがでしたか。なんとなくNISAの正体とその利点が感じられましたでしょうか。
自分の資産を自分で殖やす時代です。
NISAは投資益に対して非課税とする、特別な税制度です。せっかくの優遇制度があるのですから、無理のない額から投資をはじめてみるのも良いと思います。

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