トレンドセッターとしても注目を集める英国王室。各メンバーのファッションセンスが頻繁に話題になります。愛用ブランドが気になるという人も多いのではないでしょうか。実は王室ご愛用の子ども服ブランドには品質やデザインだけではなく、ロイヤルファミリーの教育ポリシーが反映されているのです。
子どもに「上質の良さ」を教える
時代の変化が英王室の子ども服選びにも反映されているという、あるエピソードがあります。故ダイアナ妃は二人の息子(ウィリアム王子とヘンリー王子)に、お揃いの洋服を着せることを好みました。しかし両王子は「ペアルック」に抵抗を感じていたことを、後に明かしています。
幼少期のジレンマからか、両王子夫妻は子どもの洋服選びに伝統的なイギリスのブランドやヨーロッパの高級ブランドを選択しながらも、子どもそれぞれの個性に合わせたコーディネイトにもこだわっています。
子ども服へのこだわりには、ロイヤルファミリーの品格を維持すると同時に、子どもに幼いころから「上質の良さ」や「洗練された美しさ」を教える意図があります。
英国王室が愛する子ども服ブランド3選
英国王室が愛する子ども服ブランドを3つ紹介しましょう。いずれのブランドも、流行に左右されないクラシカルな優雅さを基調に、子どもならではの純粋さや遊び心をプラスしたデザインが特徴的です。
英国王室が愛する子ども服ブランド1:レイチェル・ライリー
ダイアナ妃の代からウィリアム王子夫妻の代へと受け継がれる、英国を代表する高級子ども服ブランド。キャサリン妃のお気に入りは、伝統的なデザインを集めた「ヘリテージ・コレクション」で、小さな王子や王女が公式の場で着用した洋服は、瞬く間に完売するといいます。
英国王室が愛する子ども服ブランド2:マリー・シャンタル
旧ギリシャ王国のパウロス王太子の妻であり、ギリシャのプリンセスの称号をもつマリー・シャンタルが手がけるブランド。洗練されたヨーロッパの雰囲気と、ヴィンテージ感あふれるリバティプリントが人気です。
英国王室が愛する子ども服ブランド3:ドナ・カルメン
スペイン発の新生児から6歳用の子ども服ブランド。シンプルでスタイリッシュなデザインと手頃な価格が魅力です。シャーロット王女ご愛用のメリージェーン(つま先の丸いストラップシューズ)はカラーも豊富で29.95ユーロ(約3,800円)となっています。
英王室が愛用する子ども服ブランドを見てみると、子どもたちそれぞれの個性を尊重し、遊び心も取り入れつつも、「伝統」や「優雅さ」重視にぶれのない英王室の教育ポリシーが見えてくるようです。子どもと一緒にセンスや上質さを磨く機会として、ロイヤル・チルドレンのファッションを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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