訪問販売の営業を断れず「3万円の健康器具」を購入してしまった!訪問販売で購入したものは返品できる?なるべく温和に断る方法も解説
訪問販売の営業は巧みな話術で契約を迫るため、断るのが難しい方もいるでしょう。しかし、適切な対応を知っていれば、温和に、かつ確実に訪問販売を断ることが可能です。   本記事では、訪問販売を断る方法や返品対応のやり方を解説します。

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訪問販売を断る方法

訪問販売は、「買いません」「いりません」と断るのが一番ですが、訪問販売の方に気を遣ってしまいはっきり断れない方もいるでしょう。そんな場合でも温和に、しかし確実に断る方法をいくつかご紹介します。
 

玄関を開けない

訪問販売の営業を受けたくない場合、最も効果的な対策はドアを開けないことです。インターホン越しに対応し、会社名や訪問目的を確認したうえで、興味がないならきっぱり断りましょう。
 
訪問販売業者は、勧誘に先立って、会社名や販売目的であること、商品の内容を伝えなければなりません。もし、インターホン越しで会社名などを言わなかったら信頼できる業者ではない可能性が高いため、ドアを開けないようにしましょう。
 
また、用件を聞かないことも重要です。話を聞くと「興味を持っている」と誤解され、しつこく勧誘される原因になりかねません。もし、玄関先で話を聞くときはドアを完全に開けず、ドアチェーンをつけたまま対応しましょう。
 

その場で購入を決めず時間を空ける

訪問販売の営業は「今すぐ決めていただければ割引できます!」などと契約を急がせる傾向にあります。しかし、焦って決めるのは危険です。「家族と相談しないと決められません」や「ほかの商品も検討してから決めます」と伝え、家族や知人に相談し、他社の製品と比較する時間を確保しましょう。
 
訪問販売の方の巧みな話術で、そのときは魅力的に感じても後から不要だったとなることもあります。冷静に考える時間を確保してから、購入するようにしましょう。
 

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