【事務職編】

一口に「事務」「バックオフィス」といっても、守備範囲は「人事総務系」「経理財務系」「庶務系」「法務系」「購買系」「IT・広報系」「秘書」と幅広いですが、ここではCinq読者の皆さまの多くが携わっているであろう「一般事務」「営業事務」系を中心にお伝えしていきます。

一般事務、営業事務のポジションは派遣社員が担っていることが多いですが、中には「派遣ではなく正社員として働きたい!」と考えて転職活動に踏み切る方も多いと思います。
「正社員の事務職」に求められる資質として、代表的なものを挙げてみます。

・指示待ちでなく、能動的であること
・責任感、当事者意識があること
・社外、社内と様々なステークホルダーと関わり、コミュニケーションを円滑に行えること
・スピード感を持って業務に取り組めること
・相手の背景をくみ取り、一歩先の提案ができること
・担当業務の業務効率を考えて行動できること

(…企業側もそうとう“よくばり”ですね 笑)

また、事務職にはPCスキルは必須だと心得えましょう。例えば、
・Excel(Vlookup、IFS、countifs等の関数)操作スキルがあること
・PowerPoint、Word、メール、チャット、各種ツールが調べて応用できること

こういった企業ニーズに応えられる人材であることをアピールする書類を作成していけばよいわけです。

中小企業のバックオフィスポジションの場合

また、応募先が中小企業のバックオフィスのポジションであれば、上記に加えて

・契約書作成/締結に関する基本的な流れ、知識があること
・請求業務のフローを理解していること

このようなスキルは重宝されると思います。何故なら中小企業の事務方こそ「業務の守備範囲の広さ」を求められるからです。ご経験がある方は積極的にアピールしていきましょう。

職務経歴書を作成していく中で、こういった特性を生かして活躍したエピソードがいくつか思い出されるようになると思います。この「あなただけのオリジナルエピソード」こそ、人事が面接で聞きたいことなのです。
「この人は我が社で活躍してもらえそうだ!」と具体的に想像してもらうことができるように職務経歴書に落とし込む工夫をすることで、あなた書類選考通過率は格段にアップします。

求人票をしっかりとチェックして

今日は、代表的な3職種についてお伝えしてみました。
いかがでしたか?
勘の良い方でしたら、「これって……求人票の【求める経験】欄によく書いてあること?」とお気づきになったと思います。
そうなんです。「求人票」で求められていることに呼応する形で「私は●●ができますよ、だからこのポジションに私はピッタリですよ!」と記載できることなのです。

やりたいことができるようになる環境を求めて転職活動をしている方も多いですが、中途採用はあくまで即戦力性が求められますので、
『その実績はないけれど、私にはできる能力があると思います。なぜならば●●だからです、是非チャンスをください』『貴社の研修は充実しているとききました。勉強したいです』。この論理はなかなか通用しないことも頭の片隅に入れておきましょう。

それではまたお会いしましょう。
ごきげんよう!
キャリアアドバイザーA

提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方

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