結婚や出産、育児を経験して、ライフスタイルが大きく変わる傾向にあるのが30代です。家事や仕事が忙しくなるため、限られた時間の中で現状の交友関係を深めていく傾向にあります。
 
また、30代は家庭を持つことで、金銭感覚が変化することもあるようです。家族や子育て中心の生活になるため、外食の機会は減るでしょう。毎週末飲みに出掛けていた仲間も家庭を持ち始め、気軽に誘えなくなることも、30代で外食が減る理由の一つだと考えられます。
 

気軽に誘えるうちに友人たちとの時間を楽しもう

20代は、30代よりも外食費用を多く使っていることが分かりました。
 
20代は1人暮らしが多く、場合によっては1人分を自炊するよりも外食で済ませる方が安いこともあるため、外食の頻度が多い傾向にあるようです。また独身者が多く、予定を合わせやすい傾向があることも、外食回数が増えることにつながる可能性があります。
 
30代になると、既婚者が増える傾向があります。また、独身であっても仕事が忙しくなることもあるでしょう。そのため、親しい間柄であっても、気軽に誘い合えなくなってしまうこともあるかもしれません。そのため、20代と比較すると外食にかける費用は30代の方が少ない可能性があるといえるでしょう。
 
いずれにせよ、気の合う友人たちを大切にして自分の時間を楽しむことをおすすめします。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 総世帯 詳細結果表 2023年
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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