池之端仲町商店会によると、桜咲く不忍池のほとりで、和を楽しむ期間限定スペースを設けた「桜日和のしのばず和めぐり広場2025」を、3月29日(土)・30日(日)、に上野・不忍通りで地元商店主と東大生が連携する社会実験として開催する。
“和文化”を楽しむ2日間限定の催し
東京・上野の不忍池のほとり、しのばず界隈には、江戸時代に寛永寺の門前町として栄えた名残りが今も残っている。そんな界隈でこの春、桜を背景に上野&湯島らしく“和文化”を楽しむ2日間限定の催し「桜日和のしのばず和めぐり広場2025」を開催。
開催日時は3月29日(土)・30日(日)11:00~17:00となっている。
地元の老舗らがさまざまな和の飲食・雑貨・体験を持ち寄り会場を彩る。
会場には火鉢と畳のある小上がりスペースを特別に設け、抹茶や和菓子をいただきながら、ゆっくりと過ごすことができる。その隣には屋台が並び、お花見にぴったりの軽食・和菓子から、上質な和の小物まで用意され、今年は地元産のクラフトビールもいただける。
「ほこみち」指定に向けた社会実験
この取り組みは、しのばず界隈に今も息づく多様な和文化を広く発信することを目指すとともに、より豊かなパークサイド空間として不忍通りを活用する「歩行者利便増進道路(通称「ほこみち」)」指定に向けた社会実験となっている。
昨年に引き続き、今年で2回目となるイベント&ワークショップで、地元商店主らと東京大学大学院都市デザイン研究室による協働で行う。
東京地方では3月24日(月)に桜の開花予想がされており、このイベント開催の頃には桜日和が期待される。この界隈ならではの食とワークショップの空間・桜日和のしのばず和めぐり広場2025を楽しんでほしいという。なお、桜の開花予想はウェザーニュースの3月19日時点発表によるもの。
イベント内容
「桜日和のしのばず和めぐり広場2025」には、和の屋台参加協力店(順不同)に鰻割烹 伊豆榮(鰻入りのり巻)、シノバズブルワリーひつじあいす(クラフトビール)、上野亀井堂(瓦せんべい)、うさぎや(どらやき)、御菓子司 つる瀬(期間限定桜大福)、ゆしま花月(かりんとう)、きもの池之端藤井(エプロンクリップ&手ぬぐいセット)、小池屋呉服店(江戸手ぬぐい)、十三や櫛店(高級つげ櫛)、世界のメガネプリンス(めがねクロスPETI PETO)が参加。
