不要になった通帳は処分しても問題ありませんが、適切な方法で安全に処理することが大切です。通帳には個人情報や資金の流れが詳しく記載されているため、そのまま捨ててしまうと悪用されるリスクがあります。
 
処分する際は、個人情報が漏えいしないように気を付けましょう。油性マジックを使って住所や氏名、届出番号、届出印、磁気テープなどの重要な情報をしっかりと塗りつぶしてください。
 
その後、シュレッダーやハサミを使ってできるだけ細かく裁断することで、情報の復元を防ぎやすくなります。また、安全性を高めるために、切り刻んだ通帳を新聞紙や不透明な袋に包み、外から内容が見えない状態にして捨てると安心です。
 
さらに、細かく切った紙片を他のゴミと混ぜて捨てるか、複数回に分けて燃えるゴミとして捨てることで、より安全に処分できます。
 
なお、一部の銀行では、新しい通帳を発行した際に、古い通帳を窓口で廃棄してもらえる場合があります。不安がある場合は、事前に銀行へ確認してみるとよいでしょう。
 

出典

株式会社ゆうちょ銀行 よくある質問 Q 昔の入出金の状況を知りたいのですが、何年前まで照会できますか。
株式会社ゆうちょ銀行 その他の料金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【関連記事】

  • 実家に帰省して、子ども時代の「通帳」を見つけました。「20万円」入っていますが、引き出しは可能ですか?
  • 亡くなった祖父の部屋から「大量の小銭」が!「数百万円分」ほどありそうだけど申告は必要?
  • 「タンス預金300万」を銀行に預けようと思いますが、「税金」はかかりますか?