同調査によると、仕送りをする頻度について、上位3つの回答は以下の通りでした。
●数ヶ月に1回程度:38%
●月に1回程度:25%
●半年に1回程度:13%
数ヶ月に1回程度が一番多く回答されましたが、子ども側からすると月に1回程度を希望する方が多くみられました。実際の仕送りの頻度よりも高頻度で仕送りしてほしい子どもが多いことが分かります。
親がこのくらいで十分だろうと思っていても、子どもは「もっと送ってほしい」と思っている可能性があります。お金の関係などで希望通りに送るのは難しいかもしれませんが、仕送りの頻度は問題ないか、子どもに聞いてみるとよいかもしれません。
一人暮らしにかかるお金はどのくらい?
総務省統計局の「2024年 家計調査(家計収支編)」によると、34歳までの単身世帯における1ヶ月の平均消費支出は17万6160円でした。内訳は以下の通りです。
●食料:4万305円
●住居:3万9618円
●光熱・水道:9005円
●家具・家事用品:4512円
●被服および履物:7693円
●保健医療:8252円
●交通・通信:1万9335円
●教育:0円
●教養娯楽:2万4112円
●その他の消費支出:2万3329円
支出の中でも、食費に一番お金がかかっていることが分かります。食品を送ることで食費がおさえられて、全体の出費を減らすことができるでしょう。
食品を仕送りするときの注意点
仕送りをする際は、事前に子どもへ連絡することが大切です。突然送ると、すでに買い足したものとかぶってしまったり、不在で受け取れず再配達の手間がかかったりする可能性があります。
予定外の荷物が届くことを不安に感じる場合もあるため、いつ届くのかを伝えておくと安心です。連絡することで、今必要なものを確認することもでき、より喜ばれる仕送りになります。
加えて、長期保存できる食品や簡単に調理できるものを選ぶと、負担なく活用してもらいやすくなります。