4月から一人暮らしをする息子の「食生活」が心配です…。定期的に「手作りおかず」を送るべきか「お金」を送るべきか迷っているのですが、食品を送る親は多いのでしょうか?
一人暮らしをしている子どもを持つ親にとって、子どもの健康や食生活は心配事のひとつとして挙げられます。そのため、仕送りは現金ではなく食品を送ろうと考えている方もいるでしょう。   本記事では、仕送りで食品を送る親の割合や実際に送っている食品などを解説します。子どもの食生活が心配で食品を送ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしの子どもに食品を送る親はどれくらいいる?

オイシックス・ラ・大地株式会社の調査によると、一人暮らしをしている子どもへの心配事として、「健康的な食事がとれているか」や「体調を崩していないか」という回答が多く、親は子どもの健康面を心配していることが分かりました。
 
その中でも食生活に対する心配事を調査したところ、以下のような回答が得られました。

●栄養の偏り:55%
●野菜の不足:48%
●食生活の乱れ:44%

栄養バランスのとれた食生活が送れているかを心配している親が多いようです。
 
加えて、一人暮らしをしている子どもに食品を仕送りで送ったことがあるか聞いたところ、52%と半数以上の親が食品を送ったことがあると回答しました。
 
また、一人暮らしをしている子どもも親と同じく、栄養の偏りや野菜不足、食生活の乱れを心配していることも分かりました。食生活の心配をしている子どもにとっては、食品の仕送りはうれしいものとなるでしょう。
 

実際に送った食品

同調査で、仕送りに何を送っているか親に聞いたところ、上位3つは以下のような結果になりました。

●レトルト食品:53%
●お米:48%
●インスタント食品:42%

これらの食品を選んだ理由として、「調理の手間がかからないから」や「賞味期限が長いから」、「調理に慣れていなくても簡単に食べられるから」が多く挙げられました。
 
また、子ども側は「賞味期限が長いもの」や「栄養がとれるもの」、「調理に不慣れでも簡単に調理できるもの」が仕送りで欲しいようです。
 
子どもの希望や親の心配事を加味すると、バランスよく栄養がとれるレトルト食品やインスタント食品が仕送りの品として適しているといえそうです。
 

仕送りをする頻度