車を義理の両親から譲り受ける場合、贈与税がかかるかどうかは車の価値や譲渡方法によって異なります。原則として、その年の1月1日から12月31日までに贈与された財産の合計額が110万円を超える財産を譲り受けた場合に発生します。車の価値は、中古車市場における査定価格が基準となるため、複数の業者で査定を行い、結果を証拠として残しておくとよいでしょう。
 
なお、名義変更を行わず借りて使用する場合や、日常生活に車が欠かせない場合など、一部のケースでは贈与税が発生しないことがあります。車を贈与として受け取る際の条件をしっかり確認し、課税対象なのか判断できるようにしましょう。不明な点がある場合は、税務署や税理士に相談することをおすすめします。
 

出典

国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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