「月に2~3回」しか車に乗りません。維持費などを考えるともったいない?たまに乗るのなら残しておくべき?
車はあると便利ですが、利便性とコストが釣り合っているかは気になるところです。また、月に2~3回しか乗らない場合、「維持費がかかってもったいないのでは?」と疑問を抱く方もいるでしょう。   そこで今回は、車の維持費や乗る機会が少ないと起きるリスクなどについて解説します。ほかにも、カーシェアを使用した場合の費用についても触れています。車の維持費などが気になる方はぜひ、参考にしてください。

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車にかかる費用について

車にかかる費用は大きく分けると以下の通りです。


・税金
・車検費用
・維持費

維持費の中には、保険料、ガソリン・燃料代、駐車場代、修理代などが含まれます。ソニー損害保険株式会社の「2024年全国カーライフ実態調査」によると、負担に感じる費用は以下の通りです。


・ガソリン・燃料代
・自動車税
・車検・点検費

車検は新車登録から3年後に初回が実施され、以後は2年間隔で実施されます。車検は法によって定められており、必ず受けなくてはなりません。
 

車種によってかかる税金は異なる

車には以下、2種類の税金がかかります。


・自動車税(軽自動車税)
・自動車重量税

自動車税は、車の種類によって税額が異なります。


・自動車税:年間3万円~11万円程度
・軽自動車税:年間1万円程度

自動車重量税も同様に、軽自動車と軽自動車以外でかかる税額が異なります。自動車重量税は車検の有効期間分をまとめて納付する必要があるため、車の購入前に確認しておくと安心です。
 

車種ごとの平均維持費

車種ごとにもかかる維持費は異なります。ソニー損害保険株式会社による「2024年 全国カーライフ実態調査」によると、車種別の平均年間維持費は表1の通りです。
 
表1

軽自動車 SUV・クロカン ステーションワゴン
税金 約1万4000円 約4万3000円 約6万円
維持費 約12万8000円 約19万2000円 約20万8000円
合計 約14万円 約23万円 約27万円