本人は「マウント」をとるつもりで披露したエピソードでも、内容によってはむしろ“小物感”を醸し出してしまっている場合があります。
川村かりんさん(仮名・35歳)は、夫婦喧嘩中に夫がしてくる「スクールカーストマウント」にうんざりしているそうです。
「聞くたびに心が痛くなるし、器が小さいなあとも感じますね。これだけ過去のことを持ち出すのは、今が劣等感でいっぱいだからかなとも考えちゃいます」
◆陰キャのアラサーが陽キャの彼と結婚

「夫と私は対照的な性格。私は『こんな陽キャとは合わない』と思っていましたが、意外にも夫は気に入ってくれて。『ノリだけで生きている自分にはない慎重さや思考の深さが好きだ』と言ってくれました」
大介さんの猛アプローチによって、2人は交際。付き合い始めてからわずか6カ月でプロポーズもされ、トントン拍子で結婚まで決まったのだとか。
「こんなに早く結婚しても大丈夫かなと不安にはなりましたが、当時の私は30歳を過ぎて結婚に焦っていたこともあり、プロポーズを受けました。正反対なタイプだからこそ、補えるところもたくさんあるだろうなと思っていました」
◆初めての夫婦喧嘩で「スクールカーストマウント」をとられて…

全然ゆっくり休めない……。ストレスを溜め込んだかりんさんは、大介さんに「もう少し友達を呼ぶ頻度を減らしてほしい」と頼みました。
低姿勢のお願いにもかかわらず、機嫌を損ねた大介さんは「なんで、休日の過ごし方を勝手に決められないといけないの?」と怒り、学生時代の話を持ち出してマウントをとってきたそうです。