アンケートによると、スーパーやコンビニの総菜で食事を済ませている人が最も多く、71.0%いることが分かりました。また、外食やレトルト食品で済ませている人が半数程度いることも分かります。
 
そのほかの自由記述には、インスタント食品や職場の賄いなどがあったようです。
 

一人暮らしの食費の平均

ここからは一人暮らしの食費にいくらかかるのか、総務省統計局の家計調査を基にご紹介します。
 
2023年の単身者における食費は、1ヶ月当たり平均で4万2049円だと分かりました。男女別、年齢別に分けた場合の平均は以下の通りです。
 
表1

性別 平均 34歳以下 35~59歳 60歳以上 65歳以上
男性 4万6879円 4万2747円 5万3035円 4万3997円 4万2891円
女性 3万7777円 3万3157円 3万6100円 3万9490円 3万9362円

※e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 単身世帯」を基に筆者作成
 
男性の場合は35〜59歳で5万円台が平均となっていますが、そのほかの年代は4万円台が平均となっています。対して女性は、年代を問わず3万円台が平均となっているようです。
 
男女合わせた平均の内訳で高めなのは外食で9690円、調理食品は7618円となっています。次いで、野菜や海藻類が3746円、飲料は3344円で菓子類が3238円と続くことも分かりました。
 

一人暮らしで食費を節約する方法

一人暮らしの1ヶ月当たりにかかる食費は、収入の10〜15%に収めることが理想とされています。理想通りに収まらない場合は、以下の方法で節約してみるとよいでしょう。


・食費の額を決める
・なるべく自炊をする
・まとめ買いをして買い物の頻度を減らす
・安い食材を買う
・外食する場合は割引を活用する