介護職員の中でも介護福祉士の資格を取得している職員の年収は398万280円で、無資格者の324万6360円よりも73万3920円多いことが分かりました。介護福祉士の合格率は直近の試験で82.8%で、比較的挑戦しやすい国家資格であるといえます。
 
介護職であれば、社会福祉士や介護支援専門員といった資格もあり、介護福祉士よりもさらに年収アップが狙えるようです。合格率はそれぞれ58.1%、32.1%と難易度は高くなりますが、今後のキャリアアップや年収アップを目指して挑戦してみるのもいいでしょう。
 

出典

厚生労働省
 社会福祉士・介護福祉士等
 第36回介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移
 令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要(18ページ)
 第36回社会福祉士国家試験合格発表
 介護支援専門員(ケアマネジャー)
 第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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