みなさん、こんにちは!
先週に引き続き、今回の日本語表現は、『対象』です。
前回のコラムではバリエーションに富んだ表現が登場しましたが、今回はさらに4例ご紹介します。
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(1)「この商品の 対象 年齢は5歳以上です。」
This product is suitable for children aged five and up.
● be suitable for = ~に適している
この場合のbe suitable forには、「安全に使用される」というニュアンスを含んでいます。Not suitable for children under 3 years of age(3歳以下の子供には使用しないでください。)のように否定形になると、この「使用する」というニュアンスがより明確になります。
(2)「このテキストは中級レベルの英語学習者が 対象 です。」
This textbook is intended for intermediate level English learners.
● be intended for = ~向けの
be intended for には、「商品や製品が作られた目的」というニュアンスが含まれています。例えば、This fund is intended for emergency use only.という文章だと、「緊急時のため(目的)だけのお金」と、この「目的」というニュアンスがわかりやすいのではないでしょうか。
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