史上最長の受賞スピーチも物議に
さらに、ブロディの受賞スピーチ自体も問題視された。
通常、スピーチが予定の時間を超えてくると、終了を催促するための音楽が鳴りだすのだが、ブロディはそれを止めさせてスピーチを続けたのだ。
スピーチの中で彼は、「この賞を受賞することは、キャリアの到達点でありながらも、新たなスタートを意味する」と語った。また、恋人ジョージーナと、彼女がワインスタインとの間にもうけた二人の子供たちへの感謝も述べた。
結局、エイドリアンは2回目の催促の音楽でようやくスピーチを終了。その長さは5分40秒にも及び、アカデミー賞の歴史上、最長のスピーチとなった。
終了を催促する音楽を止めさせてスピーチを続行するエイドリアン・ブロディ
Adrian Brody’s acceptance speech as he wins his second #Oscar
— The HoloFiles – Movies & TV News & Reviews (@theholofiles) March 3, 2025
SNSでの反応:「ガム投げ事件はウィル・スミスのビンタ以上に衝撃的」
ブロディの行動に対して、SNS上では多くの厳しい意見が寄せられた。
「エイドリアン・ブロディは、長すぎるスピーチをするくらいなら、ガムを投げつけた恋人に謝るべきだった」
「オスカーの階段でジョージーナ・チャップマンにガムを投げつけたことのほうが、ウィル・スミスのビンタよりも衝撃的だった」
「ブロディを逮捕しろ。オスカーの舞台で妻にガムを投げつけるなんて」
「ジョージーナ・チャップマンが“最も献身的なパートナー”賞を受賞すべきだ。彼女のトロフィーは夫の噛み終わったガムだ」