スイスには、3歳から高校生までの世界各国から子どもたちが集うボーディングスクール(寄宿学校)があります。「3歳から親元を離れ、日本を離れて英才教育!?」と驚かれるかもしれません。世界中の富裕層が注目するスイスのボーディングスクールとは、いったいどのようなものなのでしょうか。

単なる留学とは違うスイスのボーディングスクール 

英語の授業の様子(写真=筆者撮影)
 
語学の習得や高水準の教育だけが目的であるならば、留学先がスイスでなくても良いでしょう。スイス留学には、他の国にはない特色があります。それは、世界中の富裕層の子孫が学んでいるということです。スイスの寄宿学校の年間費用は1千万円を超えます。この金額を複数年にかけて子どもに投資できる家族は、一部の富裕層の特権といえます。

低年齢からスイス留学を始めると、英語のみならずフランス語やドイツ語をネイティブレベルに習得し、世界50ヵ国またはそれ以上の国々の子どもたちと友情を育むことができます。寄宿学校で苦楽を共にした級友たちとの友情が、卒業後、社会人になると世界各国の要人との繋がりに生まれ変わるのです。