韓国で流行し、日本でも話題になっているコーヒーシャンプー。実は、とっても髪に良いシャンプーなんです。というのも、コーヒーシャンプーに含まれるカフェインが地肌や髪にぴったりの効果を発揮してくれるため。ダメージケアから育毛効果まで期待できちゃうシャンプーなんです。

でも、「肌に合うか不安」、「いつもの安いシャンプーじゃないとお財布が厳しい」という場合はなかなか手を出せないですよね。そんな時には、まずは一回、自宅で作って使ってみませんか? コーヒーシャンプーは、自宅で作るのもとっても簡単。この記事では、一回分を作る場合、作り置きする場合、入浴時に作る場合の方法を紹介します。

古くなってしまったり、あまり口に合わなかったりして眠っているコーヒーの粉を活用して、髪の先までコーヒー尽くしの生活にしちゃいませんか?

コーヒーシャンプーってどういうシャンプー?

「コーヒーシャンプー」とは、実のところどういうシャンプーなのでしょうか。コーヒー好きとしては気になるものの、いざ使ってみたら髪がバサバサになってしまったら嫌ですよね。そこでコーヒーシャンプーの効果や効果の根拠など、コーヒーシャンプーを使うメリットを紹介していきます。

コーヒーシャンプー(カフェイン)の効果

コーヒーシャンプーは、カフェインを含むシャンプーを言います。そのため、市販品では「カフェインシャンプー」として販売されている場合もあります。そのコーヒーシャンプーの効果は、主に

ダメージケアができる(髪のコシ・ツヤを取り戻す)
ヘッドスパとしての効果も期待できる
育毛効果がある

の3つです。

コーヒー種子のエキスには肌を引き締めて潤いを留める効果(収れん作用)があるため、地肌や髪のダメージケアに期待ができます。

またカフェインには皮膚を柔らかくしてくれる効果があり、ヘッドスパとしての効果も期待ができます。カフェインは、実はシャンプーにとっても向いている成分なんです。

また育毛効果については、「カフェインだけでは毛包の成長の重要な刺激につながった。」とする研究結果があります。(参照:インビトロにおけるヒト毛包の増殖に及ぼすカフェインとテストステロンの影響)これからますます注目を集めそうなシャンプーです。

コーヒーシャンプーは自宅でも作れる?

そんな魅力的なコーヒーシャンプーですが、自宅で作ることもできます。さまざまなレシピが公開されていますが、基本的には材料を混ぜるだけです。誰にでも、簡単に、すぐに作れます。

もちろん市販されているコーヒーシャンプーもありますが、「とりあえず効果を試してみたい」「安く済ませたい」「アレルギーなどが出ないか試したい」という場合には、まずは自身で作って試してみるのがおすすめです。

コーヒーシャンプーの作り方

実際にコーヒーシャンプーを作るには何が必要で、どれくらい時間がかかるのか気になりますよね。まとめて作り置きする場合や、使い切りで作る場合など3種類のコーヒーシャンプーの作り方を紹介します。

使い切りの1回分を作るには

たくさん作ったのに、お肌に合わないなどの理由で使えなかったらもったいないですよね。まずはお試しで1回分だけ用意したいところ。そんな場合は、以下の材料が必要になります。

インスタントコーヒー……スプーン3杯分
水(あるいはぬるま湯)……スプーン3杯分
シャンプー……スプーン2杯分
はちみつ……スプーン1杯分
食用油(オリーブオイルなど)……スプーン1杯分

すべてスプーンで計れるキリのいい軽量なので、スムーズに準備ができます。あとは全て混ぜるだけで、1回分のコーヒーシャンプーの完成です。もし作って置いておく場合は、冷蔵庫で保管して10日程度を目安に使うようにしてください。

まとめて作り置きしておくには

コーヒーシャンプーを使ってみて問題がなければ、作り置きしておけば次使いたいときも便利です。その場合はそれぞれ

インスタントコーヒー(お湯で溶いたもの)……1/2カップ
水(あるいはぬるま湯)……1/2カップ
シャンプー……1/2カップ
はちみつ……1/4カップ
食用油(オリーブオイルなど)……1/4カップ

の分量で作ると、たくさんのコーヒーシャンプーを作っておけます。分離しますが、その都度でボトルをしっかり振って、混ぜて使えば大丈夫です。こちらも保存期間は同上で、10日を目安に使いきるようにしましょう。

入浴中、その場で作るには

上記のように作って置いておくものの他に、入浴中その場で作る方法もあります。

コーヒー豆を挽いたもの……ひとつかみ
シャンプー……使うぶん

を手のひらで混ぜ合わせるだけ。非常にシンプルです。入浴のたびコーヒー豆を用意しなければなりませんが、洗いものやはちみつ・油などの用意がなくていいところはメリットと言えます。