告知義務違反にならないために
告知は、病気やケガの保障があるならどこの保険や共済でもほぼ必ず必要です。申込が終わって契約が始まってから「正しく告知できていなかった」「告知が漏れていた」と気が付いた場合は、「追加告知」というしくみがあります。できるだけ早く保険会社に連絡して、書き漏れていた内容を申告するようにしましょう。
ちなみに、「保険の営業担当者から病歴を隠して申し込むように言われた」といった場合や保障が始まってから2年を超えている場合は契約の解除はされません。
保険の申込は漏れなくミスなく慎重に
保険料をずっと支払い続けているのに、いざというときにお金を受け取れないのではまったく意味がありません。保険申込は重要な手続きですので、「多分こうだろう」「これくらいならいいか」と思わず、パンフレットや申込書をしっかり読んで内容を理解したうえで、正確に済ませましょう。
文・馬場愛梨(ばばえりFP事務所代表)
自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強!銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。AFP資格保有。
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