夜更かしした次の日、朝起きたら顔がパンパンだったり、立ち仕事をしていたら靴下の痕がくっきり残っていたり。 気が付いたらむくんでいるということはありませんか。 痩せていてもむくみがあるだけで太ってみえてしまいます。 この記事ではむくみの原因、むくみを取る方法をレクチャーします。むくみをとって、顔も身体もすっきりさせましょう。
むくみをとるだけで痩せて見える
人間の身体の約60%は水分です。その水分は細胞内にある水分と外にある水分に分けられます。
むくみは、この細胞内の水分と細胞外の水分のバランスが崩れることで生じる症状です。** 人間は体内の水分を尿として身体の外に出しています。その量は1日に2リットル以上!これらの水分が毎日しっかりと身体の外に出されることで、体内の水分バランスが保てているのです。**
しかしなにかの原因で尿として外に出される量が減ると、身体の中に余分な水分が溜まってしまいます。
外に出されるはずの2リットルの水分が身体に溜まると考えると、太ってみえるのも納得ですね。2リットルの水分がまるまる体に溜まることはありませんが、いろいろな原因で多くの水分が体内に溜まることがあるので、むくみの原因を知りむくみを解消しましょう。
むくみを解消すれば、その分見た目も体重も痩せるので、特に女性はむくみに気をつけてください。
むくみの原因とは
むくみの原因には以下のことが挙げられます。
むくみの原因・夜間の飲酒
・就寝前の水分の飲みすぎ
・長時間の立ち仕事
・食生活の乱れ
・運動不足
・冷え性
付き合いで夜間に飲酒する人は多いでしょう。 飲みすぎなければ飲酒自体は必ずしもむくみの原因とはなりません。
しかし、 飲酒の時はおつまみに塩分の多いものを食べる機会が多くなります。塩分は血管内に水を引き付ける性質があるので、むくみの原因となります。また就寝前にたくさん水分を飲むのもむくみの原因に。寝ている間は抗利尿ホルモンと呼ばれる、尿を抑えるホルモンが分泌されます。
そのため寝ている間はトイレに行かずに寝続けられるのです。このホルモンの働きによって、夜間に飲んだ水分が身体にため込まれると、朝起きたときに体や顔がむくんでしまうのです。
しかし、水分を飲まないようにするのは逆効果になるので、あくまで 寝る前の水分の取りすぎに注意 してください。
身体の中で水分不足が起こると、逆に身体が必要な水分をため込もうと水をため込もうとするため、1日1リットルから1.5リットルの水分は飲むようにしましょう。
水分はしっかりと飲む必要がありますが、塩分はなるべく控えるのがベター。 食生活の乱れから、コンビニ弁当や外食が増えると、塩分の取りすぎになることがあります。スナック菓子なども同様です。
また、運動不足や冷え性は筋肉の動きを鈍らせ、むくみを引き起こします。血液は筋肉がポンプとなって全身をめぐっていますが、ポンプである筋肉が弱まったり、冷えて動きが悪くなったりすると、水分がうまくめぐらず溜まってしまいます。
立ち仕事をしていて足がむくみやすいのは、立ちっぱなしで足を動かさないため筋肉の動きが鈍くなるためです。