ホット｜カモミールティーの美味しい淹れ方
①ドライカモミールの場合
ドライカモミールは、ホットカモミールティ―が好みの濃さになるように調整しやすいです。約95℃のお湯で淹れると、香りや味・成分をたくさん抽出することができますよ。
POINT
ドライカモミールを美味しく飲むために
カモミールの香り成分が飛んでしまうので、お湯を入れて煮立たせるのはNGです。ヤカンやケトルなどで沸騰させたお湯を使ってください。
ドライカモミールティーの淹れ方
- お湯をティーポットに注ぎ温めます。
- ティーポットが室温程度に冷めたらお湯を捨てましょう。
- ドライハーブをティーポットに入れます。
- お湯をティーポットに注ぎ、蓋をして3分～4分蒸らします。
- ティーポットを軽く揺らして、お茶の濃度を均一にします。
- ティーポットに茶こしが付いていない場合は、カップの上に茶こしを添えてカモミールティ―を注いでください。
ドライカモミールの分量
| 容器 | ドライカモミール |
| ティーカップ1杯 | ティースプーン1杯～1.5杯 |
| マグカップ1杯 | ティースプーン山盛り2杯 |
②フレッシュカモミールの場合
フレッシュカモミールは、ドライカモミールに比べより香り高くなっています。咲き始めて2日～3日目の午前中に収穫すると、香りや味が最も濃く出ます。淹れ方のポイントは、ドライカモミールの3倍の量を目安に使うことです。
フレッシュカモミールティーの淹れ方（カップ一杯分）
- ティーポットにフレッシュカモミールを5個～6個入れます。
- お湯を注ぎ蓋をして5分ほど蒸らします。
- ティーカップに注いだら完成です。
③ティーバックの場合
外出先でも手軽にカモミールティーを飲みたい時は、ティーバッグがおすすめです。しっかり蒸らすと美味しくなるので、蓋をするのがポイントです。蓋が無い時は、ラップで代用することができますよ。
POINT
ティーバックで美味しく飲むために
ティーバッグをカップの中に入れたままにしておくと、えぐみが出ることがあります。そのため、蒸らし終わったら必ずティーバッグを取り出してください。
カモミールティーバックの淹れ方
- お湯をティーカップに注ぎ温めます。
- 温めたティーカップにティーバッグを入れ、お湯を注ぎましょう。
- 蓋をして3分ほど蒸らします。（ソーサーを蓋替わりにしてもOKです）
- ティーバッグをカップから取り除いたら完成です。
アイス｜カモミールティーの美味しい淹れ方
①ホットを氷で冷やす場合
ホットを氷で冷やす淹れ方をする時は、カモミールの量を2倍にしましょう。もしくは、アイスティーにするお湯の量を2分の1～3分の1にして濃く作るのがポイントです。アイスティーとして飲む時は、氷が溶けて薄まるのでちょうど良い濃さになりますよ。
ホットを氷で冷やすカモミールティーの淹れ方（グラス1杯）
- ティーポットにドライカモミールを、ティースプーン山盛り4杯入れます。
- お湯を注いで蓋をして5分ほど蒸らします。
- グラスに氷を入れてカモミールティーを注いだら完成です。
②水出しの場合
水出しは、アイスティーの作り置きに適した淹れ方です。火を使わず簡単にアイスカモミールティーが作れます。フィルター付きのボトルが無い時は、ティーバックにドライカモミールを入れましょう。
水出しカモミールティーの淹れ方
- 蓋付きのボトルにドライカモミールを10g入れます。
- 水を1L入れて蓋をしたら、冷蔵庫に6時間～10時間置いて完成です。
品種｜美味しい飲み方をするコツ
①ジャーマンカモミールを選ぶ
苦みが気になる人は、ジャーマン種が飲みやすいのでおすすめです。ハーブティーとして飲むカモミールは主に2種類あり、ローマン種の方が苦みが強くなっています。
②別の品種を加える
渋みが気になる人は、別の品種を加えましょう。ステビアはカロリーが低いのに、砂糖の200倍～300倍もの甘み成分があります。カモミールなどの渋みがあるハーブとはとても相性が良いです。
また、ビタミンCが豊富なレモンバームは、レモンのような爽やかな香りがします。ほんのり甘くてまろやかなので、カモミールティ―の渋みが和らぎ飲みやすい味になりますよ。
淹れ方｜美味しい飲み方をするコツ
①熱湯を使わない
苦みや渋みが苦手な人は、熱湯を使わないようにしましょう。ホットの時は冷ましたお湯を使い、アイスの時は水出しをするのがおすすめです。熱湯を使わない淹れ方をすることで、苦みや渋み成分が出にくくなります。
②抽出時間を短めにする
苦みや渋みが苦手な人は、抽出時間を短めにしましょう。基本の淹れ方よりも短い抽出時間にすることで、苦みや渋みを抑えることができます。
カモミールティーを使ったアレンジメニュー
①オレンジカモミールソーダ
1つ目のアレンジは、オレンジカモミールソーダです。甘くてスッキリした味なので、暑い季節のアレンジにおすすめです。ガムシロップ30gと100%オレンジジュース30㎖を混ぜると、簡単にオレンジシロップができます。
オレンジカモミールソーダの材料
- お湯60ml
- カモミール2g
- オレンジジュース30ml
- ガムシロップ30g
- 炭酸70ml
- 氷適量
オレンジカモミールソーダレシピ
- カモミールにお湯を注ぎ2分蒸らします。
- 茶こしでこしたら氷を1個入れて混ぜます。
- 氷とオレンジシロップをグラスに入れます。
- グラスにカモミールティ―をゆっくり注ぎ、炭酸を加えたら完成です。
②パンプキンカモミールスープ
2つ目のアレンジは、パンプキンカモミールスープです。カモミールの味が苦手という人におすすめのアレンジとなっています。また、カモミールの安眠効果を活かすことができるので、夕飯のアレンジメニューとして最適です。
パンプキンカモミールスープの材料
- 皮を剥いた小さめのカボチャ4分の1個
- 固形コンソメ1個
- バター10g
- 塩ひとつまみ
- 牛乳200ml
- 水300ml
- カモミールティーバック1つ
- 生クリーム50ml
パンプキンカモミールスープのレシピ
- 小さくカットしたカボチャ・塩・水大さじ2を鍋に入れて蓋をします。
- 3分ほど中火にかけたら、水とコンソメを加えて蓋をして20分ほど煮ます。
- 牛乳にカモミールを入れて湯煎します。
- パンプキンスープをミキサーにかけます。
- ティーバックを取り除いた牛乳とスープ・生クリームを混ぜます。
- 冷蔵庫で冷やしたら完成です。
カモミールティーの美味しい飲み方を知って好みの味を見つけよう
カモミールティーの渋みや苦みが気になりまずいと感じる人は、もう少し飲みやすい味にしたいのではないでしょうか。調味料や飲み物を加えて、好みの味になるような飲み方をしてみてください。
また、カモミールティ―の淹れ方を変えたりアレンジをするだけで、飲みやすい味になりますよ。ぜひカモミールティーの美味しい飲み方や、アレンジメニューを参考にしてみてくださいね。
提供・BELCY
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