11位:オシンコシンの滝(北海道)
日本の滝百選であるとともに知床八景にも認定されている迫力ある滝です。真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。滝の美しさはもちろんのこと、滝の上にある展望台からの眺めも絶景です。オホーツク海や知床連山を見渡せるほか、冬には接岸した流氷がオホーツク海を埋め尽くす白い大海原を眺めることができます。
12位:浄蓮の滝(静岡県)
伊豆最大級の名瀑「浄蓮の滝」は、滝へ続く約200段の階段を降りていきます。25mの高さからまっすぐに流れ落ちる滝の激しい音と静寂に包まれた周辺は、神秘的な雰囲気さえ漂わせています。「日本の滝100選」「静岡県水辺百選」にも選ばれており、とても美しい滝。この滝が有名になったのは名曲『天城越え』の中で歌われてからとも言えますね。
浄蓮の滝周辺に広がる、一面に敷き詰められたような緑の絨毯はわさび沢。滝の恵みをたっぷり受けた新鮮なわさびに興味がある方は、滝入り口の駐車場にある、土産物店をのぞいてみましょう。採りたてわさびはもちろん、ピリリと刺激的な、わさび関連のお菓子や漬物が勢ぞろいしているので、中伊豆土産にぴったりです。
13位:秋保大滝(宮城県)
那智の滝、華厳の滝と並んで、日本三大瀑布の一つに数えられる秋保大滝。蔵王国定公園および、県立自然公園二口峡谷の地域内を流れる名取川の上流部にあり、国の名勝に指定されているほか、日本の滝百選にも選ばれています。
名取川の全流が一気に落ち込むため、水量と共にすさまじい轟音が周囲にも響き渡ることで有名。落差55m、幅6mで流れ落ちる迫力ある名瀑です。紅葉の名所としても知られ、秋には大勢の観光客が押し寄せます。
14位:白ひげの滝(北海道)
通称ブルーリバーとも呼ばれている美瑛川の渓流に、岩の間から染み出てきた地下水が勢いよく流れ落ちている落差30mほどの滝です。秋の紅葉や冬のライトアップも見事ですが、夏の深緑は目を見張る自然美で楽しませてくれます。滝を流れる水の白さと、美瑛川の青色のコントラストが美しい人気の景勝地です。
15位:箕面大滝(大阪府)
「日本の滝百選」「日本百景」などにも選ばれている落差33mの名瀑。展望エリアの先端まで行かずとも、水しぶきや霧雨のシャワーを感じることができ、夏には体温が上がった身体をクールダウンしてくれます。ここは「役行者」が修行中に龍神に出会った場所とされ、滝のこぼれ口には龍穴があるそうです。かの有名な織田信長や松尾芭蕉も見に来たというこの場所で、マイナスイオンをたっぷりと感じてみてくださいね。
16位:原尻の滝(大分県)
”日本の滝100選”にも選ばれている幅120m、高さ20mの滝。”東洋のナイアガラ”と称されることもあるダイナミックさで、平野に突如現れるのが大きな特徴です。また滝が流れ落ちる様子を間近でみられるのも珍しい。吊り橋「滝見橋」がかかっており、正面から滝を見ることもできます。
17位:亀岩の洞窟(千葉県)
SNSを中心に話題となっている、千葉県君津市にある亀岩の洞窟。インスタグラムに投稿された一枚の写真から噂は広がり、幻想的な景観はまるでジブリの世界のようだと注目を集めています。季節や時間によっても目に映る光景に変化があるのも魅力的。とくに明け方、洞窟に朝日が差し込む光景はただただ美しく、目の前に広がる神秘的な景観にうっとりすることでしょう。
18位:養老の滝(岐阜県)
落差32m、幅4mの滝で「日本の滝100選」に選定されています。昔から文人たちが訪れており、葛飾北斎も浮世絵に描きました。滝を中心とした辺り一帯は養老公園として整備されており、公園内には養老の滝をはじめ、小さなお子さまでも安全に遊べる施設「こどもの国」や、バランス感覚が試される摩訶不思議な施設「養老天命反転地」など様々な施設が充実しています。
19位:称名滝(富山県)
立山連峰を源流とする滝で、4段からなる落差350mと、日本一の落差を誇ります。とくに雪解け水の多い春には、水量が増えて迫力満点。称名滝の右側に「ハンノキ滝」が現れ2本の滝が流れることも。さらに水量が増すと3本目の「ソーメン滝」が現れ、3本の滝が並ぶ珍しい光景を見ることができます。新緑・紅葉など、周りの景色の違いで全く雰囲気の異なる景観が楽しめるのも魅力。
20位:河津七滝(静岡県)
河津川沿いに点在する大小7つの滝の総称。河津では滝のことを”水が垂れる”という意味で垂水(たるみ)と呼ぶことから、「かわづななたき」ではなく「かわづななだる」と言います。七滝のなかでも最も大きいのが高さ約30mの「大滝」、そのほか「踊り子と私」のブロンズ像と一緒に写真が撮れる「初景滝」など、それぞれに個性のある滝が楽しめます。